キエフ市の新型コロナウイルス対策強化

【ポイント】

キエフ市は、10月1日付「(新型コロナウイルス感染症対策に関する)緊急対策本部会議」の議定書(プロトコル)で、今後新型コロナウイルス感染症の感染レベルに応じて決定される4色区分の色が「橙」に引き上げられる場合には、レストランなどの飲食店及び公的機関等の利用の時に、「ワクチン接種証明書」又は「PCR検査又は迅速抗原検査の陰性証明書」の提示義務導入の可能性に言及する内容の発表をしました。

●10月8日現在、キエフ市の色区分は「黄」ですが、新型コロナウイルス感染症感染者の増加傾向が顕著に現れているため、近々「橙」又は「赤」に引き上げられる可能性が非常に高くなっています。10月5日付のキエフ市の発表によれば、「黄」の間は本提示義務は適用されませんが、今後「橙」になり、本提示義務が導入されれば、市民生活に不都合が起きる可能性も排除されません。

●ついては、キエフ市に既に滞在中、又は、滞在を予定している方は、ウクライナ政府が発表する色区分、及び、新型コロナウイルス感染症に関するキエフ市の発表や報道等からも最新情報を収集する等、十分注意されるようにお願いします。

【本文】

在留邦人の皆様へ

たびレジ登録者の皆様へ

1 キエフ市は、10月1日付「(新型コロナウイルス感染症対策に関する)緊急対策本部会議」の議定書(プロトコル)で、今後新型コロナウイルス感染症の感染レベルに応じて決定される4色区分の色が「橙」に引き上げられる場合には、レストランなどの飲食店及び公的機関等の利用の時に、「ワクチン接種証明書」又は「PCR検査又は迅速抗原検査の陰性証明書」の提示義務導入の可能性に言及する内容の発表をしました。

2 10月8日現在、キエフ市の色区分は「黄」ですが、新型コロナウイルス感染症感染者の増加傾向が顕著であるため、近々「橙」又は「赤」に引き上げられる可能性が非常に高くなっています。10月5日付のキエフ市の発表によれば、「黄」の間は本提示義務は適用されませんが、今後「橙」になり本提示義務が導入されれば、市民生活に混乱が起きる可能性も排除されません。また、感染状況によっては、更なる措置が講じられる可能性があります。

3 ついては、キエフ市での滞在を予定している方又は既に滞在中の方は、ウクライナ政府が発表する色区分、及び、新型コロナウイルス感染症に関するキエフ市の発表や報道等からも最新情報を収集する等、十分注意されるようにお願いします。

4 また、今後も、検疫措置の内容や期間等が変更される可能性や、ウクライナの各州・地域も感染状況に応じて独自の措置を採る場合もありますので、ウクライナ渡航・滞在を予定している方又は既に滞在中の方は、自らもウクライナ政府や地方公共団体の発表及び報道等から最新情報を収集する等、十分注意されるようお願いします。

5 日本国外務省は、10月8日現在、ウクライナに対して感染症危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出し、ウクライナへの渡航中止を引き続き勧告しています。ウクライナ入国に関する最新の情報は、在日ウクライナ大使館(+81(3)5474-9773(領事部))等でご確認ください。

(参考)

●10月1日付のプロトコルウクライナ語):https://drive.google.com/file/d/1-qWhfK-7S5NLMVvWaZxBKpVmsCGSW9nk/view?form=MY01SV&OCID=MY01SV

●10月5日付のキエフ市の発表(ウクライナ語):https://kyivcity.gov.ua/news/nayavnist_COVID-sertifikativ_abo_negativnikh_testiv_na_COVID_ne_ye_obovyazkovoyu_umovoyu_dlya_vidviduvannya_miskikh_zakladiv_abo_ustanov_doki_kiv_lishayetsya_v_zhovtiy_zoni__departament_munitsipalno_bezpeki/

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【問い合わせ先】

ウクライナ日本国大使館領事部

電話:+38(044)490-5500

HP: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html

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