新型コロナウイルス対策(追加措置の導入:政府発表)

【ポイント】

●9月1日から北マケドニアへの入国には、ワクチン接種証明(2回)、COVID-19陽性証明(回復日から45日間のみ有効)、入国72時間前PCR陰性証明のいずれかの証明書類の提示が必要となりました。

北マケドニアを(陸路で)トランジット通過する方は、PCR陰性証明・ワクチン接種証明・COVID-19陽性証明のいずれかを提示すると共に、入管事務所で配布される、入国から5時間以内に出国する旨の誓約カードに署名し、提出する必要があります。

●屋外行事(結婚披露宴、コンサート、セミナー、研修、ワークショップ、会議、文化/スポーツ行事、飲食店屋外スペースでの飲食等)の参加者、運営者等(18歳以上)及びショッピングモールの屋内施設への入場にはワクチン接種証明の提示が義務化。

● 2021年/2022年度の学校での授業実施を再開。

【本文】

 17日、北マケドニア政府は国家感染症委員会の勧告に基づき、入国時のPCR検査陰性証明又はワクチン接種証明の提示義務を含む、新たなCOVID-19対策措置を導入すると発表しました。

1 水際対策(ワクチン接種証明、PCR陰性証明等の提示義務)

(1)9月1日から北マケドニアへの入国には、以下の内一つの証明書類の提示が必要となります。

ア ワクチン接種証明(2回)

イ COVID-19陽性証明(回復日から45日間のみ有効)

ウ 入国72時間前PCR陰性証明

(2)北マケドニアを(陸路で)トランジット通過する方は、PCR陰性証明・ワクチン接種証明・COVID-19陽性証明のいずれかを提示すると共に、入管事務所で配布される、入国から5時間以内に出国する旨の誓約カードに署名し、提出する必要があります。

2 飲食店利用規制措置(ワクチン接種証明書等提示義務)

 8月7日の政府の決定では、最大収容人数が30名を超える行事(結婚披露宴、コンサート、セミナー、研修、ワークショップ、会議、文化/スポーツ行事等)の出席者は、ワクチン接種証明書の提示が求められるとされていましたが、今次決定では、右30名の枠が撤廃され、屋外を含む上記行事の参加者、運営者等(18歳以上)及びショッピングモールの屋内施設への入場にはワクチン接種証明の提示が義務化されました。右行事には飲食店の屋外スペースへの飲食目的での入場も含まれます。

3 新学期(9月1日〜)の授業等の規制解除

 政府は、国家感染症委員会の承認を得て、COVID-19規制措置勧告に従い2021年/2022年度の学校での授業実施を再開することを決定しました(従来はオンライン授業)。

 一方、保護者の要請、学校の許可を得ている場合、特別な病気や障害のある子供、慢性疾患の家族を持つ生徒には例外が適用される場合があります。

 但し今後、感染者数が増加した場合は、オンラインのみの授業に切り替えるか、ハイブリッド型(オンライン及び登校形式)の学習モデルに切り替えるかの2つのシナリオも想定されています。

【参考】

北マケドニア政府(マケドニア語)

https://vlada.mk/?ln=mk

北マケドニア保健省(マケドニア語,アルバニア語)

http://zdravstvo.gov.mk/

北マケドニア公衆衛生所(旅行者用英語パンフレット)

http://iph.mk/wp-content/uploads/2020/02/Corona-virus_preporaki-za-patnici_ENG.pdf

■ 日本厚生労働省

新型コロナウイルス関連情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

世界保健機関(WHO)

○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus