新型コロナウイルス(ラオス国内の確定症例7月25日及びデルタ株情報)

【ポイント】

〇7月25日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、サワンナケート県83名、チャンパサック県45名、首都ビエンチャン11名、サラワン県1名、ボリカムサイ県1名、カムワン県1名の計142名の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計4,762名になりました。

〇デルタ株に対する情報は、以下2のとおりです。

〇以下3のとおり、変異株への対応を含め引き続き感染予防に万全を期してください。

【本文】

1 7月25日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、サワンナケート県83名、チャンパサック県45名、首都ビエンチャン11名、サラワン県1名、ボリカムサイ県1名、カムワン県1名の計142名(全員帰国労働者)の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計4,762名になりました。

2 ラオス当局会見での説明

 感染力の強いデルタ株は近隣国の感染者の63%と言われており、ラオス政府は、外国からの入国者全般への警戒を強化している。

 ラオスでは帰国労働者の35%でデルタ株が検出されており、これらの感染者は全員、中央又は地方の病院で隔離・治療されている。症状がなくなり14日経過後も、自宅又は施設で更に7日間の隔離を行っている。

 入国時の検査が陰性の帰国労働者も、施設において14日間の隔離を行い、出所1〜2日前の再検査後、更に7日間の自宅又は施設における隔離を行う。

3 従来と比較し感染・重症化しやすく、ワクチンが効きにくい可能性のある変異株がラオスを含む世界各地で報告され,急速に従来株からの置き換わりが起きつつある状況です。変異株に対する感染予防策は基本的に従来と同様ですが、引き続き関連情報に注意を払いながら,以下に従って一層の予防に努めてください。

(1)できる限り3密(密閉空間,密集場所,密接場面)を避け,家や職場などでは十分な換気を行う(30分に1回以上,数分間程度,2方向の窓を全開にする。窓が1つの場合にはドアを開ける。)

(2)流水で30秒以上かけた丁寧な手洗いを行い,また手洗いができない場合は擦式アルコール消薬(濃度60%以上95%以下のエタノール)を携行するなどの手指消毒を徹底する。

(3)人と会話等をする場合にはできる限り2m以上の距離をとる。距離がとれない場合にはマスクを着用する(マスク着用中は強い負荷の作業は避けて,こまめに水分補給をする。また,エアコンを使用するなど熱中症に注意する。)。

(4)マスクがない場合,咳やくしゃみをする際にティッシュやハンカチ,袖や肘の内側を使って口や鼻を押さえる(咳エチケット)。

(5)体調がすぐれない時には外出及び人との接触を控える

厚生労働省HP

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

 引き続き,当館からのお知らせ及びラオスCOVID19対策特別委員会の発表にご留意願います。

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

開館時電話:021-414-400〜403

閉館時緊急電話:020-5551-4891

メール:consular@vt.mofa.go.jp

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