新型コロナウイルス(ラオス国内の確定症例7月28日及び6人目の死亡者確認)

【ポイント】

〇7月28日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、サワンナケート県127名、チャンパサック県56名、首都ビエンチャン46名、サラワン県33名、カムワン県12名、ルアンナムター県2名、サイニャブリー県2名、ボケオ県1名、ボリカムサイ県1名の計280名の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計5,434名になりました。

ラオス国内において6人目の死亡者が確認されました。

〇以下4のとおり、変異株への対応を含め引き続き感染予防に万全を期してください。

【本文】

1 7月28日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、サワンナケート県127名、チャンパサック県56名、首都ビエンチャン46名、サラワン県33名、カムワン県12名、ルアンナムター県2名、サイニャブリー県2名、ボケオ県1名、ボリカムサイ県1名の計280名(首都ビエンチャンの感染者のうち1名及びルアンナムター県の2名は市中感染者、その他は全員帰国労働者)の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計5,434名になりました。

2 6人目の死亡者の状況

 サワナケート県ウトゥムポン郡ドンター村在住の23歳女性。

タイのバンコクにおいて1年余りメイドとして働いた後、7月8日、第2友好橋からラオスへ入国し、検査の結果、9日に陽性。

 サワナケート県9kmの病院において治療を受けていたところ、9日〜13日に疲れや咳の症状、14日〜18日に疲れや胸が苦しいという症状、19日〜27日意識不明、呼吸器使用等の治療を行ったが27日7:30死亡。

3 感染者の状況

(1)首都ビエンチャン及びルアンナムター県の市中感染者3名は、感染者との接触による感染。

(2)サイニャブリー県の2名(帰国労働者、夫婦)は、タイから帰国し、首都ビエンチャンの27km隔離施設において2回検査を受け、陰性。隔離終了後の7月25日、車で同乗者12人と共にサイニャブリー県へ移動。26日夜、発症し、27日に検査を受け、陽性。濃厚接触者47名は検査を受け、隔離中。

4 従来と比較し感染・重症化しやすく、ワクチンが効きにくい可能性のある変異株がラオスを含む世界各地で報告され,急速に従来株からの置き換わりが起きつつある状況です。変異株に対する感染予防策は基本的に従来と同様ですが、引き続き関連情報に注意を払いながら,以下に従って一層の予防に努めてください。

(1)できる限り3密(密閉空間,密集場所,密接場面)を避け,家や職場などでは十分な換気を行う(30分に1回以上,数分間程度,2方向の窓を全開にする。窓が1つの場合にはドアを開ける。)

(2)流水で30秒以上かけた丁寧な手洗いを行い,また手洗いができない場合は擦式アルコール消薬(濃度60%以上95%以下のエタノール)を携行するなどの手指消毒を徹底する。

(3)人と会話等をする場合にはできる限り2m以上の距離をとる。距離がとれない場合にはマスクを着用する(マスク着用中は強い負荷の作業は避けて,こまめに水分補給をする。また,エアコンを使用するなど熱中症に注意する。)。

(4)マスクがない場合,咳やくしゃみをする際にティッシュやハンカチ,袖や肘の内側を使って口や鼻を押さえる(咳エチケット)。

(5)体調がすぐれない時には外出及び人との接触を控える

厚生労働省HP

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

 引き続き,当館からのお知らせ及びラオスCOVID19対策特別委員会の発表にご留意願います。

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

開館時電話:021-414-400〜403

閉館時緊急電話:020-5551-4891

メール:consular@vt.mofa.go.jp

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