フィジー国内での新型コロナウイルスの市中感染例に関する続報44

 5月29日、バイニラマラ首相は、COVID-19対策に関する声明を発表しました。ポイントは以下のとおりです。邦人の皆様におかれましてはフィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

フィジー保健省発表: https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/PRIME-MINISTER-HON-VOREQE-BAINIMARAMA-S-STATEMENT-

COVID−19無料電話ヘルプライン:158

1 ラウトカで20日間、ナンディで17日間感染者が確認されませんでしたが、昨日5月28日にナンディで2件の感染例が確認されました。2名の行動について詳細を把握しているため、Nawaka村近くのKoroviri集落に小規模のロックダウン地域を設定しました。

2 5月30日朝4時からナンディとラウトカを隔てるLomolomoの境界を撤廃します。これにより人々が自由に移動し仕事に向かったり、ビジネスを再開できる、1つの大きなナンディ-ラウトカ封じ込め地域が形成されます。商務・貿易・観光・運輸省ガイドラインに従って、ビジネスを再開することができます。ただしジム、バー、カバショップ等の高リスクビジネスは別途指示があるまで休業を継続します。

 そして6月5日から、ナンディのシンガトカ側にあるMomi junctionの境界と、ラウトカのバ側にあるNacilauの境界も撤廃されます。

 ラミ、スバ、ナウソリ封じ込め地域以外のビチレブ島全体(ナンディ-ラウトカ封じ込め地域を含む)における夜間外出禁止令については5月30日より、20時から翌朝4時までに変更します。

 今後7日間で保健省はナンディ-ラウトカ封じ込め地域内において大規模なスクリーニングと検査を実施します。さらに5月31日から2日間で、同地域内において大規模なワクチン接種を展開します。

3 5月30日より、北部地区(バヌアレブ島及びその周辺)と離島地域での制限も緩和します。美容院、ジム、ビリヤード場などの高リスクビジネスを含む全ての事業も営業を許可されます。バヌアレブ島や離島地域からビチレブ島へ戻ることを希望する者は海路または空路で移動できます。希望する者は163に電話して商務・貿易・観光・運輸省に登録してください。

 ビチレブ島及び封じ込め地域から、ビチレブ島外または封じ込め地域外への移動も許可しますが、様々な規定を遵守することが求められます。保健省は現在、これらの規定を策定しており、今後4日以内に詳細を発表します。

 5月30日朝4時にスバ、ナウソリ及びラミ間の境界を撤廃します。これによりWainadoi からLoganiまでの一つの大きなラミ-ナウソリ封じ込め地域が形成されますが、同地域内で感染が発生しているロックダウン地区は引き続き継続します。この大きな封じ込め地域は人々が仕事へ行き、ビジネスを再開することを可能にしますが、保健省と商務・貿易・観光・運輸省によって確立された厳格なガイドラインに従う必要があります。同地域内の高リスクビジネスは引き続き営業できません。同地域住民は、医療目的、許可された仕事、必要不可欠な買い物で外出する必要がなければ、引き続き自宅に留まるようにしてください。同地域における夜間外出禁止令は引き続き18時から翌朝4時までとします。

4 葬儀はウイルス感染拡大の主要な要因となっています。そのため、葬儀関連のイベントへの参加者人数を10人以下に規制します。

5 保健省は明日までに26万回のワクチン初回接種を行うことができるようになります。人口の十分な割合がワクチンを接種すると、世界の他の地域のように、急速に規制を緩和することができます。

6 昨年6月に開始されたFNPF給付のPhase 2 及びPhase 3を1ヶ月間延長します。ロックダウン地域内にいたために220ドルの追加支給を受け取る資格がある人は、220ドルの追加支給を2回分、すなわち440ドルをFNPF口座から受け取ることができます。

 非正規雇用者で他の支援計画の資格がない者や失業者は、50ドルの支払いを受け取ることができます。この新しい計画ではビチレブ島の18歳以上の全ての個人が対象となります。この計画の詳細については6月1日までに発表します。

7 議会開会後すぐに、COVID緊急事態措置を変更する法案を提出する予定です。同法案はマスクを着用していなかったり、COVIDの安全対策に従っていない商業活動に対してその場で罰金を支払わせることを可能にします。

8 全国民は、ワクチンを接種すること、careFIJIをダウンロードしてBluetoothをオンにすることを含めてCOVID安全措置を慣行することの2つのことを実施する必要があります。

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

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