【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その166:新規感染者数等が極めて高い数値で推移)

●1日あたりの新規感染者数が18,409名となり、死者数が338名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

●レッドとオレンジの都市の制限は、明7日から1週間延長され、エイデ・フェトル(ラマダン月の終わりを祝う祭)の休暇中の旅行は禁止される。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(6日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    18,409名(うち2,441名が入院)

(2)累積症例件数: 2,610,018名

(3)新規死者数:        338名

(4)累積死者数:     73,906名

(5)累積治癒数:  2,057,692名

(6)重症者数:       5,515名

(7)検査実施件数:16,652,514件

2 1日あたりの新規感染者数が18,409名となり、死者数が338名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移しています。

3 本日(6日)の当地における新型コロナウイルスにかかる主な報道は、以下のとおりです。

(なお、都市ごとの感染警告情報については、厚生省のホームページでは見受けられませんが、報道によれば、引き続きテヘランはレッドの状態です。)

(1)大統領の発言

レッドとオレンジの都市の制限は、明7日から1週間延長される。エイデ・フェトル(5月13日、ラマダン月の終わりを祝う祭)の休暇中の旅行は禁止される。また、グループ1と2は、来週、レッドとオレンジの都市で再開される。

(2)厚生大臣の発言

コム州内では、3人のインド人がインドのコロナウイルスに感染しているため、これらの人々を隔離し、現在濃厚接触したと思われる方々を監視下においている。西アゼルバイジャン州でも、インド人労働者から少なくとも10名の感染が確認された。ヤズドの製鉄所に就労するインド人の一部にも感染が確認され隔離された。ホルモズガーン州では、南アフリカからの変異ウイルス感染3件が確認された。

(3)税関技術担当副大臣の発言

本日6日、イマーム命令実行本部により、60トンのコロナワクチンを製造するための機器が到着、通関手続きが完了し、各製造工場に送られた。今後、この工場にて毎日3,000万回分のワクチンが製造されることになる。

(4)国家新型コロナウイルス対策本部報道官の発言

イランに居住する外国人へのワクチン接種について、自国のCOVAXによる割り当ての一部が得られるよう国際社会に要請した。この場合、ワクチン接種とケアサービスについては、無料となる予定である。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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