本1日、ケニヤッタ大統領は、最近の新型コロナウイルス感染状況の改善を受け、今年3度目となる大統領令を発表し、現行規制を一部緩和したところ、概要は以下のとおりです。 なお、今後の感染状況次第では、改めて規制が強化される可能性がありますので、引き続きケニア政府の発表等に留意いただきますようお願いします。
1 ナイロビ、マチャコス、キアンブ、カジアド及びナクル郡に対する規制変更
(1)これまで郡間の移動が制限されていた、ナイロビ、マチャコス、キアンブ、カジアド及びナクル郡では、移動制限を解除する。
(2)同郡での夜間外出禁止令の時間を改訂し、夜10時から朝4時までとする。本変更は、5月1日正午より有効とする。
(3)対面式及び集合礼拝は、宗教委員会(Inter-Faith Council)及び保健省のガイドラインに従った上で、再開することとする。しかし、参加人数は礼拝場所の収容可能人数の3分の1以下とする。
(4)同郡のレストラン及び食堂は、保健省と観光・野生動物省の共同ガイドラインに従った上で、営業を再開することとする。レストランは、物理的・社会的距離を最大化すべく、野外スペースを活用することが推奨される。
2 ケニア全土に対する規制変更
(1)全ての教育施設は、教育省の作成するカレンダーに従い、全課程での授業を再開する。
(2)保健省とスポーツ省が共同で発表する規制に従い、スポーツ活動を再開することとする。
(3)ケニア全土のバーは、夜7時まで営業することとする。
(4)全ての雇用主・事業体は、被雇用者にリモートワークを励行することが推奨される。ただし、リモートワークが難しい職種の者はその限りでない。
(5)全ての病院は、入院患者の見舞い客を1患者につき、1日1名に制限する。
(6)政治集会の禁止は、指示をするまで延長する。
(7)今回言及しなかった規制については、引き続き有効とする。
【お知らせ】
※在ケニア日本国大使館では、当館緊急情報配信用ツイッター(http://twitter.com/JapanEmbKE_EMR) にて、ケニア保健省発表の新型コロナウイルスの感染状況及び検査数に占める陽性率について毎日情報を発信しています。是非この機会にフォローしてください。
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令和3年5月1日
在ケニア日本国大使館
電話:020-2898-000(24時間対応)