新型コロナウィルスに関する情報共有(2月18日)

●当国新型コロナウィルス対策国家医療タスクフォースによる記者会見発表内容

●当国ワクチン接種状況

1 昨日(17日)、新型コロナウィルス対策国家医療タスクフォースは、記者会見において、以下を発表しました。

(1)ワリード保健省次官

(ア)接触者追跡の努力にも関わらず、現存感染者数の増加が見られており、ウイルスから社会を守ることは全員の責任であることを再確認する。2月12日には新規感染者数が896人を記録し、昨年11月22日の新規感染者数114名から爆発的な増加である。

(イ)30万人に対する接触者追跡の分析結果によると、感染拡大の主要因は当局からの指示の不遵守や大規模な家族の集会であり、感染者数増加のみならず、死者数や集中治療を要する患者数の増加につながっている。

(ウ)バーレーン入国時のPCR検査費用は36BDに下がった一方で、22日より新たな水際措置として、入国から5日目に追加のPCR検査を義務付けることを決定したため、入国時から10日目までの間に受けるPCR検査は計3回となる。

(エ)WHOの示す基準によれば、ワクチン接種率は全人口の60%に達する必要があるが、最終目標はバーレーンの全人口に対するワクチン提供である。ロシア製ワクチン「スプートニクv」の第一陣がバーレーンに到着し、シノファーム、ファイザー・ビオンテック、アストラゼネカに加えて、登録受付が始まっている。

(オ)ワクチン供給が最近の感染者数増加の原因であるということはなく、早期にワクチン供給を開始した国は、感染者数の減退を確認している。

(カ)新型コロナウイルス対策国家医療タスクフォースは、コロナ禍が始まって以来、経済や生活に支障を及ぼす外出禁止を課すことなく各種措置を講じることで成功してきた。我々は、外出禁止が解決策であるとは考えていない。

(キ)バーレーン国内の治癒率は93.05%に達し、死亡率は0.55%に抑えられている。隔離・治療施設のキャパシティについては、5499床のうち使用中は1750床に抑えられており、使用率は30.2%となっている。一定の条件を満たし自宅隔離にある無症状感染者数は5789人である。

(2)マナーファ新型コロナウイルス制御・監視委員会委員長

(ア)集団免疫の達成にはワクチン接種が重要であり、また、ワクチンは安全でかつ重篤化を防ぐのに効果的である。ワクチンは症状を抑制することはあるが、感染を完全に止めるわけではないため、ワクチン接種者は、引き続き全ての予防措置を遵守する必要がある。

(イ)国民、居住者及び渡航者は、接触者追跡チームに対して確度の高い情報を提供することが重要である。現存感染事案の大部分は当初英国で確認された感染力の高い変異種によるものである。

(ウ)ワクチン接種者の中から、変異種によるものも含め、実際に感染者が出ているが、その症状は、軽度のものから中度のものである。

2 当国ワクチン接種状況

 当国17日時点におけるワクチン接種者総数(当館注:当国では1回目のワクチン接種で右累計に含まれる)は、25万7580人。

※当館ホームページトップに掲載の「新型コロナウィルス感染予防措置に関する基本情報」(以下リンク参照)を随時更新しておりますので、ご確認ください。

https://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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