2月8日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 カザフスタン国内感染者数等
●感染者累計数; 196,115名
●死亡者累計数; 2,540名
●快復者累計数; 176,744名
●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数; 48,295名
●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数; 579名
●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数;37,225名
(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。
https://www.coronavirus2020.kz/ru
(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。
(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)新規感染者数
●2月2日;1,228名
●2月3日;1,280名
●2月4日;1,186名
●2月5日;1,141名
●2月6日;1,146名
●2月7日;1,003名
(2)ゾーン分け
●2月8日時点のカザフスタン各地域のゾーン分けは次のとおりです。
◎「レッド」ゾーン;ヌルスルタン市、アクモラ州、パヴロダール州
◎「イエロー」ゾーン;アティラウ州、西カザフスタン州、北カザフスタン州、コスタナイ州
◎「グリーン」ゾーン;アルマティ市、シムケント市、カラガンダ州、クズルオルダ州、アクトベ州、マンギスタウ州、トゥルケスタン州、ジャムブル州、アルマティ州、東カザフスタン州
(当館注)
「グリーン」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以下で、再生産率(R)が1未満。
「イエロー」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が20−50人で、再生産率(R)が1以上。
「レッド」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以上で、再生産率(R)が1以上。
(3)検疫等
●2月2日、新たなヌルスルタン市主任衛生医師令が公表され、同市内における検疫措置が緩和されたところ、概要は以下のとおりです。
◎商業センターは、平日及び土曜日の10時から23時まで営業します。日曜日は休業します。
◎外食店は朝7時から深夜0時まで営業します。ただし、集合住宅の建物の中に位置する店舗の営業時間は平日の22時までとし、休日は23時までとなります。
◎フィットネスセンター、サウナ及びスパは、7時から23時まで営業が可能です。
◎映画館は、混雑率を30%以下として10時から深夜0時までの営業が許可されます。
●シムケント市の検疫措置が2月8日00:00から2月22日00:00まで延長されます。
◎祝宴等の人が大勢集まる行事の開催が引き続き禁止されます。
◎65歳以上の者の移動が制限されます。
◎2メートル以上のソーシャル・ディスタンスの維持とマスク着用が要請されます。
●3日、キヤソフ保健省次官は、ブリーフィングにおいて、同省がコロナウイルス新菌株の検出作業を実施しているが、現時点では、英国及び南ア菌株は検出されていない旨述べました。
◎同次官によると、カザフスタンでは定期的に菌株の検査作業が実施されています。
◎分析の結果、カザフスタン国内で検査されたウイルスの遺伝子の型に英国及び南ア菌株は検出されませんでした。
●保健省は、統計調査を実施し、コロナウイルスの兆候がある肺炎患者のデータの集計方法を再検討する旨発表しました。
◎ギニヤト保健省次官は、「大統領の指示により、現在、保健省は国家統計局と共同作業を実施している。全ての感染及び死亡事案の集計と記録を厳密に行うべく、いくつかの計画が採用され、書類が検討された」と述べました。
◎同次官によると、コロナウイルス感染に関しては、現在、カザフスタンの全ての医療機関が年次報告を提出しており、保健省は各感染者及び快復者を納税者番号を基に追跡調査しております。PCR検査が陽性の場合には保健省にとって特段の問題はないが、PCR検査が陰性の場合にはデータ集計上の問題となる由です。
◎同次官は、「今後、我々はコロナウイルス感染の『+(陽性)』と『−(陰性)』を別々にケースバイケースで計算する。コロナウイルス感染の陽性ケースの識別については問題ないが、陰性ケースについては、これまで何回も申し上げてきたように、機動的にデータを提供し、医師が一定期間にわたり診断を行ってきた。コロナウイルス陰性ケースに関して計算が変更されると考える」と述べました。
◎同次官は、大統領が指示した通り、新たなデータが一ヵ月以内に公表されることを約束しました。
(4)国際フライト情報
(当館注:実際のご利用に際しては航空会社にお問い合わせください。)
●カザフスタン航空会社エアアスタナはカザフスタン発モスクワ着の定期便を再開し、便数を増加する旨発表しました。
◎カザフスタンからの定期便でロシア入国が許可されるのは次の者です。
(i)ロシア国民及びロシア国内に住民登録を有する者
(ii)カザフスタン国民
(iii)カザフスタン国内に住民登録を有する者(ロシアで認められている身分証明の有効な書類及び査証を所持する場合、または、ロシアとの国際条約で規定されている無査証制度の対象となる場合、並びに、住民登録の証明書類ないしカザフスタンの在留資格を証明するその他の書類の提示が必要)
◎カザフスタン国民が第三国を経由してロシアに入国することは禁止されます(ロシア国内に住民登録を有する者を除く)。
◎カザフスタン国内に住民登録を有し、ロシア入国を希望する外国国民は、カザフスタンを出発地としなければなりません。
◎ロシアに到着する全ての外国国民(カザフスタン国民、並びに、カザフスタン又はロシアに住民登録を有する者を含む)は、問診票の記入及びフライトの前3日以内に得られたPCR検査陰性証明書の所持を義務付けられます。
◎ロシアに到着するトランジット乗客の受け入れは制限されませんが、各国の要件が考慮されます。トランジット乗客のPCR検査は必須であり、有効期限はフライトの前3日以内です。トランジットエリアの滞在可能時間は最大24時間です。子供も例外なくPCR検査を受けなければなりません。
◎カザフスタン民間航空委員会の発表によると、ロシア航空会社「アエロフロート」が2月10日以降、毎週水曜日と日曜日のモスクワ発ヌルスルタン着、毎週木曜日と日曜日のヌルスルタン発モスクワ着、並びに、毎週金曜日と土曜日のモスクワ発アルマティ着の航空便の再開を計画しております。
◎同委員会によると、ロシア側との調整結果により、航空便は週3便(ヌルスルタン−モスクワ便(週2便)、アルマティ−モスクワ便(週1便))運航されます。
◎フライトは、衛生疫学規則を厳に順守し、航空会社サイトに掲載された時間割に従って運航されます。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047