●レバノンの現地通貨の更なる下落を受け、経済的困窮を原因とした一般犯罪等が増加しています。
●市内においても、発砲事件やひったくり事件等が発生しています。
●年末年始の休暇シーズンに向け各種事件の発生が予想されることから、不審者や不審車両がいないか等周囲に注意を払い犯罪に巻き込まれないよう注意して下さい。
レバノン現地通貨(レバノンポンド)の急落等、当地の経済状況悪化に伴い、窃盗等の一般犯罪が増加しています。
今夏から秋にかけ、ベイルート市Hamra地区において拳銃の発砲事案や、ベイルート市南部Khaldeh地区において邦人がオートバイに乗った男性らに現金を奪われるという事案も発生します。
当地においては拳銃等が出回っている中、レバノン現地通貨の下落等経済状況が悪化し各種犯罪が増加するとともに、世界各地においてテロの脅威が無くならない中、当地においても、一般的に、年末年始の休暇シーズンに合わせたテロ事件の可能性もあり、12月3日に開催された国防高等評議会においても年末年始の休暇シーズンに向けた治安対策強化の必要性が強調されています。
身近な場所で各種犯罪に巻き込まれる恐れがあることから、犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐため次のポイントに心掛けてください。
● 出来るだけショッピングモール等の人込みを避ける。
● 夜間は一人で歩かないようにし、複数人での外出を心掛ける。
● 人目を引くような華美な服装・装飾品を身につけない。
● 昼間でも薄暗い公園や裏通りなど,人通りの少ない場所は避ける。
● タクシーを利用する際は、流しのタクシー等を利用することは控え、ALLO TAXI等の信用できるタクシーを利用する。
● 危険を感じたら、躊躇せず周囲の人に助けを求める。また、万一に備えて、防犯ブザー等大きな音を出すものを身につけ、危険を感じたら直ちに使用する。
● 周囲に不審者,不審車両がいないか常に確認し、下を向いて歩かず、前や後ろ、左右の人の動きに注意を払う。
● 両替所で一度に多額の両替・換金をしない。
● 多額の現金は持ち歩かないようにし、所持金は分散して持つ。むやみに人前で財布を取り出さない。
● バッグ類は、安易に椅子の後ろにかけたりテーブルの下に置いたりせず、常に目に見える場所で確実に管理するよう心がけ、また席を外す際には必ず持ち歩くようにする。
● 路上を歩く際は、バッグなどはたすき掛けで肩に掛け、身体の前で抱えて持つようにする。
犯罪を未然に防ぎ、また犯罪に巻き込まれないよう、改めて身の回りにご注意頂き、万一被害に遭った場合には、最寄りの警察へ被害届を提出すると共に、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合には、大使館にご一報ください。
その他不明な点等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
【問い合わせ先】
在レバノン日本国大使館
代表電話番号:+961-1-989751〜3
領事直通:+961-1-989856/01-989855
領事携帯:+961-3-366018/03-345977
領事緊急:+961-3-362540
FAX番号:+961-1-989754
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