【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その119:新規感染者数等が極めて高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が12,151名となり、重症者数が5,817に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(5日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   12,151名(うち1,562名が入院)

(2)累積症例件数:  1028,986名

(3)新規死者数:       321名

(4)累積死者数:    50,016名

(5)累積治癒数:   719,708名

(6)重症者数:      5,817名

(7)検査実施件数:6,342,628件

2 1日あたりの新規感染者数が12,151名となり、また、重症者数が5,817名に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値を示しています。

3 本日(5日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

州別感染警告情報

 現在、64の郡がレッド、278の郡がオレンジ、106の郡がイエローの状態にある。(州別感染警告情報なし。昨日から変更なし。)

(2)ナマキ厚生大臣発言(5日) 制限措置によって、入院患者を3万人以上減らし、何千もの死を防ぐことができた。国民にお願いしたいのは、医療関係者たちの努力を疑問視しないでほしい、衛生規則を守り、新型コロナウイルス感染防止への努力を続けてほしいということである。

(3)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官発言(5日)

ア レッド状態にある64都市のうち、11の都市は徐々にではあるが感染が縮小つつある。しかし7都市は感染が拡大傾向にある。ゴレスターン州やギーラーン州、マーザンダラン州、アルダビール州などの北部の州、及びガズヴィーン州では、感染の拡大傾向が止まってはいるが、縮小は始まっていない。宣言措置を改めて継続させる必要がある。都市がレッド状態からオレンジになったとしても、それは新型コロナウイルスの抑え込みに成功したという意味ではない。もし衛生上の規則が守られなければ、状況は悪化する可能性がある。テヘランはレッドからオレンジになったが、極めてもろいものであって、今週も来週も衛生上の規則を真剣に守る必要がある。

イ 家族が一か所に集まることが、新型コロナウイルス感染の最大の原因であり、原因の51%を占めると考えられる。気温が下がる季節を迎えており、この問題を真剣に捉えるよう国民にお願いする。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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