【ポイント】
●12月1日時点で、ブルガリア国内の新規感染者数は2,814名、累計145,300名(うち4,035名死亡、50,565名治癒)です。
●一日の死者数が初めて200名を超え(221名)、死者累計が4,000名を超えました。10代、20代の若い方も亡くなっています。過去14日間の死者数は1,753名であり、過去7日間では966名が亡くなっています(いずれもこれまでで最多)。現在のブルガリアの人口当たりの死亡率は世界ワーストレベルです。
●死者が記録的に増加している中、集中治療中患者数も過去最多を記録しており(457名)、今後も死者数の増加が懸念されます。
●ブルガリアを含め、欧州各地の感染拡大が非常に深刻です。感染予防にくれぐれもご留意ください。
【本文】
○12月1日時点のブルガリア国内の感染状況は以下のとおりです(ブルガリア保健省発表)。
検査数 6,825件
陽性率 41.23%
感染者累計 145,300名(前日比+2,814名)
死者累計 4,035名(前日比+221名 ※過去最多)
治癒累計 50,565名(前日比+1,971名)
アクティブケース 90,700件 ※過去最多
入院中 6,783名(前日比−86名)
集中治療中 457名 ※過去最多(前日比+27名)
感染医療従事者累計 6,028名(前日比+178名)
地域別の前日からの新規感染者数(アルファベット順)
ブラゴエフグラド :131
ブルガス :152
ヴァルナ :213
ヴェリコ・タルノヴォ:88
ヴィディン :7
ヴラツァ :89
ガブロヴォ :59
ドブリッチ :43
カルジャリ :7
キュステンディル :34
ロベチ :17
モンタナ :34
パザルジク :67
ペルニック :51
プレーヴェン :76
プロブディフ :303
ラズグラッド :15
ルセ :144
シリストラ :65
スリヴェン :73
スモリャン :38
ソフィア県 :66
ソフィア市 :696
スタラ・ザゴラ :201
タルゴヴィシテ :16
ハスコヴォ :61
シューメン :52
ヤンボル :16
前日からの死者221名の年齢及び性別は以下のとおりです。
10代:女性1名
20代:女性1名
30代:男性2名、女性1名
40代:男性2名、女性4名
50代:男性14名、女性7名
60代:男性36名、女性18名
70代:男性50名、女性26名
80代:男性24名、女性25名
90代:男性7名、女性3名
○欧州疾病予防センター(ECDC)の統計によりますと、12月1日時点で、ブルガリアの直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数は621.9です(欧州31カ国中ワースト12位)。当館が保健省の発表に基づいて独自に集計している統計によりますと、以下の地域が国内平均よりこの値が高い(=感染が特に拡大している)ので、この地域に滞在中の方は特にご注意ください。
キュステンディル県:1031.6
ガブロヴォ県 :1030.8
ソフィア市 : 789.7
ヤンボル県 : 788.9
ルセ県 : 767.9
スタラ・ザゴラ県 : 763.6
ヴァルナ県 : 754.7
ペルニック県 : 699.2
プロブディフ県 : 650.2
ブルガス県 : 638.1
シリストラ県 : 628.7
なお、欧州各国の数値は以下のとおりです(上位10カ国)。
ルクセンブルグ :1212.9
クロアチア :1053.0
スロベニア : 974.1
リトアニア : 952.1
オーストリア : 821.0
リヒテンシュタイン: 815.6
ポルトガル : 704.4
ハンガリー : 700.0
ポーランド : 676.9
イタリア : 655.5
また、ECDCの統計によると、12月1日時点で、ブルガリアの直近14日間の人口10万人当たりの新規死者数は25.0です(欧州31カ国中ワースト1位)。欧州各国の数値は以下のとおりです(上位10か国)。
ブルガリア :25.0
リヒテンシュタイン:20.8
スロベニア :20.0
チェコ :17.6
ポーランド :17.5
ハンガリー :17.4
クロアチア :17.3
ベルギー :16.4
イタリア :16.3
ルクセンブルグ :14.0
○当館フェイスブック「領事・安全情報ページ」では、毎日、新型コロナウイルス関連情報を掲載しています(基本的には領事メールと同じ内容)。これまでに当館が配信した領事メールを確認できますのでぜひご利用ください→ https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen
○当館ツイッター(日本語)では、システム上の都合により領事メールでは掲載できない新規感染者推移グラフや詳細な地域別感染者統計表も毎日掲載しています。→ https://twitter.com/EmbassyBulgaria
○欧州域内の感染状況はこちら(欧州疾病予防センター(ECDC)HP)→ https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea
○感染が疑われる場合の連絡先や、日本における各種水際対策、ブルガリアの入国規制等はこちら(当館HP)→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html
○外務省の「たびレジ」に登録すると、現地の在外公館からの最新の安全情報を領事メールで受け取ることができます。他国への渡航を検討している方は、ぜひ「たびレジ」に登録して現地の最新情報を受信してください。登録はこちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
○海外に3ヶ月以上滞在するときは、在留届の提出が義務づけられています。また、帰国の際は、帰国届の提出をお願いします。登録、変更は、オンラインでもできます。こちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
○外務省海外安全HPでは、当館を含め、世界中の在外公館がこれまでに発信した領事メールを確認できます。各国の最新の入国規制を含む新型コロナウイルス関連情報の確認にご利用ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/index.html
【参考】
https://www.mh.government.bg/bg/
■ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)
電話 028078757(24時間)
■日本厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
■外務省海外安全ホームページ(ブルガリア)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_171.html#ad-image-0
■世界保健機関(WHO)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp
HP: http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
Twitter(日本語): https://twitter.com/EmbassyBulgaria
Twitter(ブルガリア語): https://twitter.com/EmbassyOfJapan
Facebook(日本語): https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen
Facebook(ブルガリア語): https://www.facebook.com/Embassy-of-Japan-in-Bulgaria-Посолство-на-Япония-в-България-254192337927884/
Instagram: https://www.instagram.com/jpembassyinbulgaria/
「ゴルゴ13の海外安全対策マニュアル」好評配信中!
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されております。
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。