【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その96:新規感染者数が4日連続で10,000人を超え、極めて高い水準で推移)(差し替え)

●1日あたりの新規感染者数が4日連続で10,000名を、また、死者も5日連続で450名を超え、極めて高い水準で推移しています。重症者数は、記録上過去最悪の5,614名に達し、極めて高い数値で推移しております。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(12日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:   11,517名(うち3,149名が入院)

(2)累積症例件数:  726,585名

(3)新規死者数:       457名

(4)累積死者数:    40,121名

(5)累積治癒数:   541,566名

(6)重症者数:      5,614名

(7)検査実施件数:5,384,988件

2 1日あたりの新規感染者数が4日連続で10,000名を、また、死者も5日連続で450名を超え、極めて高い水準で推移しています。重症者数は、記録上過去最悪の5,614名に達し、極めて高い数値で推移しています。

3 本日(12日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

州別感染警告情報

【レッド状態】

テヘランイスファハン、コム、東アゼルバイジャン、南ホラサーン、セムナーン、ガズヴィーン、ロレスタン、アルダビール、フーゼスタン、ケルマンシャー、コフギルイェ・ボイェルアフマド、ギーラーン、ブシェール、ザンジャーン、イーラーム、ホラサーン・ラザヴィ、マーザンダラン、チャハールマハール・バフティヤーリ、アルボルズ、西アゼルバイジャン、マルキャズィ、ケルマーン、北ホラサーン、ハマダン、ヤズド、クルディスタン

※レッド(4段階の一番上:新たな陽性者が人口10万人あたり25人以上だった地域)。

【警告状態】

ホルモズガン、ファールス、ゴレスタン、シスタン・バルチスタン

(昨日から変更なし。)

※警告状態:イエロー(人口10万人あたりで新たな陽性者が1人〜9人)及びオレンジ(新たな陽性者が,人口10万人あたり10人〜24人)の地域。

(2)ローハニ大統領(国家新型コロナウイルス対策本部専門委員会会議)

ア (これまでのコロナ対策について、時に、至らない点や調整の不足があったことに言及し、)国家新型コロナウイルス対策本部はコロナ対策の主たる唯一の決定機関として、ウイルス感染を抑えるため、予防段階や、追跡、規制、そして新治療法といった次元において、包括的な計画を精査することが必要である。

イ 国民の健康を守ることは常に体制の主たる優先事項であって、感染の新たな局面に対応するための包括的な計画が、すぐにも精査及び承認の対象とされるだろう。

ウ この計画において、各専門委員会の責任がはっきりと明確化され、最も短い時間で、関係機関の官僚制的な複雑さや行政的な往復を経ることなく、示された責務が一早く実施に移されることになる。

エ これまでにとられた国家新型コロナウイルス対策本部の決定に注目すれば、国内を「黄」・「赤」・「危機的」の3つの地域に区分し、それに基づいて一貫した決定を行うこととなっている。これらは一つ一つの状況に基づいて対策や規制を行っていくためのものである。

オ この計画では、州の対策本部に一定の裁量が与えられ、計画の枠組みの中でその州の状況に適した通達による政策を実施することが義務づけられる予定である。

(3)ザーリー・テヘラン・コロナ対策本部部長

厚生大臣と65名の医科大学学長によるテヘランの2週間の閉業措置についての提案が提出されており、専門委員会での技術的な検討を経て、(国家対策本部で)検討・議論されるだろう。

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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