【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その92:新規感染者数が極めて高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数は、本日も9,000名を超え、極めて高い水準で推移しています。また、重症者数は、引き続き5,000名を超えており、現在まで高い数値で推移しています。感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、感染予防には一層心掛けて下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、11月8日の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    9,236名(うち2,712名が入院)

(2)累積症例件数:  682,486名

(3)新規死者数 :      459名

(4)累積死者数 :   38,291名

(5)累積治癒数 :  520,329名

(6)重症者数  :    5,523名

(7)検査実施件数:5,224,252件

2 1日あたりの新規感染者数は、11月8日も9,000名を超え、極めて高い水準で推移しています。新規死者数は、過去最高の459名を記録しています。また、重症者数は、引き続き5,000名を超え、現在まで高い数値で推移しています。

3 本日の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は以下のとおりです。

(1)ライースィ・コロナ対策本部報道官(国営放送の番組内で)

(対策本部でテヘランの2週間の休業措置・ロックダウンが決定されなかったことについて、大統領が反対しているとの話もあるがと指摘されたのに対して)そのようなことは全くない。各機関からの規制の提案は、専門委員会で審議され、対策本部に議題としてあげられるが、これ(テヘランの2週間のロックダウン)について対策本部で扱われたことはない。

(2)ラフマニファズリ内務大臣

以前よりも厳しく、ショッピングセンターやアーケード、公園やレストランといった行楽施設等では、監督が行われなくてはならない。これら措置は全て、結局のところ、感染者の減少に帰結しなくてはならない。

(3)テヘラン州知事

テヘランの2週間の閉業につき多面にわたる検討の結果、この閉業(ロックダウン)の可能性はなくなり、2・3・4グループの職種(※)についてのみ18時以降活動を休止することとなった。

グループ1:生活必需品を扱うチェーン店、薬局・ドラッグストア、ナン屋、八百屋、スーパー、獣医・関係品店、精肉店、酪農品店、食品準備・テイクアウト業者、燃料・薬品・食品原材料業者、老人ホーム等、電気・ガス、暖房・空調業者、農業、鉱業、工業、漁業およびそれに付随する運送等業務、上下水道、官公庁、工業農協業関係及び自動車パーツ店、溶接・大工等、自動車・家電・電子製品等の修理業

グループ2:アーケード、ショッピングセンター、非食料品を売るショッピングモール、スポーツの練習・試合を行う場所、聖域、巡礼地、モスク、礼拝所、菓子店、洋菓子店、ジュース店、アイスクリーム店、客を受け入れる料理店、男性理容室、自動車市場、車両にナンバープレートを付ける店舗、絨毯店、玩具店、家庭用品店、コピー店、内装業者、贈答品店、衣料品卸・小売店、布販売店、アトリエ及び写真店、不動産、カーテン店、家具店、靴・財布販売店、文房具店、仕立て屋、小間物店、化粧品・衛生用品店、菓子製造所、乾物店

グループ3:大学、神学校、技術・職業学校、語学学校、その他各種学校、図書館、保育園、屋内プール、映画館、劇場、博物館、庭園博物館、ホール、女性理容室、美容室

グループ4:社会的・文化的・宗教的な儀礼及び集会の実施、レスリング・空手・柔道等接触の多いスポーツのクラブ、夜間学校、たばこ類を提供するカフェ、コーヒーハウス、チャイハネ、動物園、遊園地、行楽施設

4 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防には一層心掛けて下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

5 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

6 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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