アルバイーン等に伴う注意喚起

●昨夜(7日夜)、いくつかのシーア派地区において政府の規制に反して宗教儀式が行われたこと対し、警官隊が出動しました。

●今月16日は、イスラム預言者ムハンマドの命日にあたるため、政府の規制に反して宗教儀式が行われる可能性があります。

1 7日夜、アルバイーン(※1)に伴い、複数のシーア派地区では、政府の新型コロナウィル感染症予防措置に反して、宗教施設の前に集まり或いは行進するなどの宗教儀式が行われました。これに対し、内務省は警官隊を現場に派遣し、集会等を解散させました。現在までのところ、双方の間で衝突が起きたという情報は入ってきておりません。

 本日(16日)は、アルバイーン当日ということもあり、シーア派地区では昨日同様の宗教儀式が行われる可能性があり、それに伴い警官隊が派遣される可能性もあります。

 邦人の皆様におかれましては、普段以上に周囲の状況に注意を払い、シーア派地区(※2)には近づくことのないようにしてください。

2 今月16日は、イスラム預言者ムハンマドの命日に当たることから、各シーア派地区では、政府の新型コロナウィル感染症予防措置に反し、15日から16日にかけて宗教儀式が行われる可能性があります。

 これに対し、警官隊が現場に派遣される可能性もあるため、15日、16日も普段以上の警戒をしていただき、シーア派地区には近づかないようにして下さい。

(※1)アルバイーン

 預言者ムハンマドの孫フサインが殺害されたとされる命日(「アーシューラー」)から40日目に実施される喪明けの儀式で、シーア派イスラム教徒にとって重要な宗教行事のひとつです。コロナ禍でなければ、多くのシーア派イスラム教徒が「アルバイーン」に際して、モスク等に集まり、フサインの「殉教」を追悼します。

(※2)シーア派地区

 以下リンクに掲載されている地図に名前が記載されているところがシーア派地区になります。また、同地区は修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があります。

http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

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