コロナウイルス関連(9月15日)

○「日常生活に戻るための計画」第5段階への移行は、延期されました。

○入国規制対象国にフランス、アルゼンチン、イエメンの3カ国が追加、シンガポールが削除され、対象国は34カ国となりました。

○保健省は、感染予防に最大限の注意を払うよう、あらためて警鐘を鳴らしています。

1.「日常生活に戻るための計画」第5段階への移行延期

 政府コミュニティセンターは、追って通知があるまで「日常生活に戻るための計画」第5段階への移行を延期する旨を発表しました。

2.入国規制対象国の追加及び削除

(1)政府は、新型コロナウイルスの感染拡大のリスクが高い国(及び地域)に過去14日以内の滞在歴がある外国人の入国を禁止しています。

(2)今回、これまでの規制対象国32カ国に、フランス、アルゼンチン、イエメンの3カ国が追加され、シンガポールが削除されました。これにより、現在の入国規制対象国は34カ国となりますが、今後も情勢や調査結果に基づいて対象国は変動します。

(入国規制対象国:34カ国)

インド、イラン、中国、ブラジル、コロンビア、アルメニアバングラデシュ、フィリピン、シリア、スペイン、ボスニア・ヘルツェゴビナスリランカ、ネパール、イラク、メキシコ、インドネシア、チリ、パキスタン、エジプト、レバノン、香港、イタリア、北マケドニアモルドバパナマ、ペルー、セルビアモンテネグロドミニカ共和国コソボ、フランス、アルゼンチン、イエメン

3.保健省報道官声明

(1)保健省報道官は、「我々はまだ新型コロナウイルスパンデミックの第一波にある。そして第二波は必ずしも冬と関係するわけではない。」などを述べました。

(2)日々の活動や不十分なソーシャルディスタンシングにより、この時期に感染者が増加することが予想される。先週はICU患者の数が5%増加した。

(3)今後、第二波を回避するためには、ソーシャルディスタンシング、定期的な手洗い、あらゆる場所でのマスク着用、が最も重要である。また、重度疾患のある人、妊婦及び高齢者は不要不急の外出をしないよう呼びかけました。

(4)最後に、コロナウイルスパンデミックは未だ終わっておらず、全ての居住者は健康規則を遵守し、感染予防策を講じなければならない。世界の一部地域では感染率が増加していることを指摘し、人々は安心することなく、感染予防に最大限の注意を払わなければならないと強調しました。

クウェートの感染状況(15日付)

・累計感染者数:96,301人(前日比:+829人)

・現感染者数:9,514人(前日比:+106人)

・ICU(重症者数):84人(前日比:-2人)

・累計死者数:568人(前日比:+5人)

・累計回復者数:86,219人(前日比:+718人)

・PCR検査累計:684,204人(前日比:+4,534人)

●現在、当館の領事業務は、事前予約制で行っております。各種申請(旅券、証明書等)をご希望される方は、来館前に大使館領事班までメール(consular@kw.mofa.go.jp)でお問合せ下さい。

●通院、常時服用薬の入手などでお困りの方、健康上の問題で困っている方やその他ご質問等ある方は、当館檀上医務官(9972−6597)にご相談下さい。特に、発熱(37.5℃以上の体温)や咳・痰等の呼吸器に関する症状や新型コロナウイルス感染が懸念される場合には、保健省ホットライン(151)や医療機関で受診する前に、ご相談下さい。医務官から適切な助言を行います。

(お問い合わせ先)

クウェート日本国大使館 領事班

電話(代表):(+965)2530−9400

メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)