【ポイント】
○クウェート入国時に必要な「PCR検査陰性証明書」は、入国前72時間以内に実施したPCR検査に変更されました。(入国前96時間以内から72時間に短縮)
○政府は、全てのクウェート在住者に対し、保健指導事項を遵守するようあらためて呼びかけました。
【本 文】
1.クウェート国営通信は、本日の臨時閣議の決定事項等について、次のとおり報じました。
(1)サバーハ・ハーリド首相は、サバーハ首長の健康(状態)が著しく改善したことを閣議で説明、首長の完全な回復を祈念した。
(2)閣議はサルマン・サウジ国王が、成功裏に行われた外科的手術後に回復に向かい、退院したことに対する安心を表明した。
(3)保健相は、最新の新型コロナウイルス感染状況について報告した。閣議は、クウェート国民及び在住外国人に対し、保健指導事項を遵守するようあらためて呼びかけた。
(4)クウェート人の国外渡航に関する規則を定めたこれまでの閣議決定(注:渡航者の条件や出国前PCR検査義務化等)を撤回し、国外渡航する全てのクウェート人に対し、国外で発生した病気・怪我等の治療費を補填する健康保険への加入を義務付ける。クウェートに入国する全てのクウェート人に対し、入国前72時間以内のPCR検査陰性証明書の取得を義務付ける。全てのクウェート人に入国後14日間の自宅検疫を義務付ける。
(5)閣議は、過去14日以内に新型コロナウイルス感染拡大のリスクが高い以下の国(及び地域)に滞在歴のある外国人渡航者を除き、8月1日以降、クウェート人及びクウェート在住外国人のクウェート出入国を許可するとのクウェート民間航空総局回章について報告を受けた。次の指示があるまで、全ての外国人渡航者に入国後14日間の自宅検疫を義務付ける。また、クウェートに入国する全ての渡航者に対し、入国前72時間以内のPCR検査陰性証明書の取得を義務付ける。
(入国規制対象国:31カ国)
インド、イラン、中国、ブラジル、コロンビア、アルメニア、バングラデシュ、フィリピン、シリア、スペイン、シンガポール、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スリランカ、ネパール、イラク、メキシコ、インドネシア、チリ、パキスタン、エジプト、レバノン、香港、イタリア、北マケドニア、モルドバ、パナマ、ペルー、セルビア、モンテネグロ、ドミニカ共和国、コソボ
2.クウェートの感染状況(3日付)
・新規感染者数:388人(クウェート人:282人、その他:106人)
・累計感染者数:68,299人
・現感染者数:8,099人(前日比:-142人)
・ICU(重症者数):126人(前日比:-3人)
・累計死者数:461前日比:+4人)
・累計回復者数:59,739人(前日比:+526人)
・PCR検査累計:511,599人(前日比:+2,038人)
https://corona.e.gov.kw/En/
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