7月28日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 カザフスタン国内感染者数等
●累計感染者数は84,648名です。
●累計死亡者数は585名です。
●累計快復者数は54,404名です。
(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。
https://www.coronavirus2020.kz/ru
(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。
(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)新規感染者数
●7月27日に新規に確認された感染者数は1,526名(うち無症状656名)です。
(2)検疫・医療等
●検疫体制の段階的緩和の可能性
検疫体制につき、8月3日以降の段階的な緩和が検討されています。ツォイ保健大臣の発言概要以下のとおりです。
◎保健省はコロナウイルス感染症の再生産指数(一人の感染者から何名が感染しているか)及び感染症病棟の病床使用率をフォローしている。
◎この3週間で、再生産指数は1.2から0.99に低減した。病床使用率は90%から47%(ママ)に低減した。これらの前向きな傾向は、検疫措置を段階的に緩和しうることを示している。
●現行検疫体制の効果
◎首相府は、7月5日から8月2日までの予定で実施されている現行の検疫体制により、疫学状況の安定化に成功したと伝えています。
◎首相府によれば、毎日の感染増加率は4%から1.7%に低減し、入院施設の病床使用率は46%(ママ)に低減し、救急車の呼び出し回数は38%減少しました。各州・直轄市では医薬品の十分な備蓄が行われました。
●ヌルスルタン市の病院が計画的な入院を再開
同市では、各種医療機関が計画的な入院を再開しつつあります。
◎市政府によれば、コロナウイルス対策の検疫措置及び日帰り診療の強化により、医療機関への負担が大幅に軽減されました。
◎その結果、7月20日から、市立第一小児総合病院、市立第二小児総合病院、市立第二総合病院で、計画的な入院が再開されています。
◎この他、市立精神科入院センターはコロナウイルス病棟として転用されていましたが、7月27日に最後のコロナウイルス患者が退院したので、消毒作業のあと、精神科入院センターとしての活動を再開する見込みです。
(3)国際航空便
●タイ、ジョージア、トルコ便の再開可能性(当館注:定期便のこと)
◎ルィスペコフ・文化スポーツ省観光産業委員会議長は、疫学状況の改善に鑑み、現時点において、タイ及びジョージアとの航空便を8月10日から再開する方向で検討していることを明らかにしました。
◎同議長はまた、トルコ便(注:6月20日にソウル便とともに再開されたが、感染状況悪化のために7月4日から運休となっている)も、8月10日からの再開を検討中であるが、今後のカザフスタン及び相手国の感染状況次第である旨述べました。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047