ザールラント州におけるリスク地域からの入域者に対する１４日間の隔離措置の例外

●ザールラント州政府は、入域者に対する１４日間の自宅隔離にかかる州令を改正しました。

１．ロベルト・コッホ研究所指定のリスク地域が14日付で更新され、ルクセンブルクが追加されました。これを受け、ザールラント州政府は、入域者に対する１４日間の自宅隔離にかかる州令を改正し、新たな例外を定めました。リスク地域からの入域者に対しては１４日間の自宅隔離が義務づけられていますが、この義務の例外として、主に以下の場合が定められました。

（１）リスク地域での滞在が７２時間より短い場合。

（２）越境通勤者や正当な理由を持つ者、通過のために入域する場合。正当な理由とは、配偶者の訪問や緊急の医療、介護、職業訓練、学業等とされています。

（３）ウイルスへの感染の疑いが無いことを証明する独語又は英語の診断書を提出できる場合。そのための検査は入国前４８時間以内に行われていることとされています。

２．詳細は以下の州政府発表及び州令本文（いずれも独語）をご確認ください。

（１）州政府発表

https://corona.saarland.de/DE/service/medieninfos/_documents/pm_2020-07-16-quarant%C3%A4neregelung-luxemburg.html

（２）州令本文

https://corona.saarland.de/DE/service/massnahmen/quarantaene-einreisende_stand-2020-07-17.html

【参考】

■外務省海外安全ホームページ（ドイツ）

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_165.html#ad-image-0

■在ドイツ日本国大使館ホームページ（新型コロナウイルスに関する最新情報）