新型コロナウイルス感染症(北京市での感染拡大に伴う動き)

北京市では,6月11日以降,連日,新型コロナウイルス肺炎の確定診断症例が新たに確認されています。6月15日,北京市政府は,前日(14日)に新たに36例を確認したことを発表しました。うち34例は「新発地農産品卸売市場」(豊台区)と関連があり,2例は調査中とのことです。6月11日からの累計は79例となりました。なお,遼寧省,河北省でも,北京市からの出張者や北京市の確定診断症例の濃厚接触者の感染が発表されています。また,北京以外の複数の地域において,北京市内の中・高リスク地区に14日以内に訪問した者を隔離する旨を発表していますので,ご注意下さい。

●現時点で当館が把握している当館管轄地域(広東省福建省海南省広西チワン族自治区)における北京市からの来訪者に対する特別措置の概要は以下の通りですが,各地域の政策は変更される可能性がありますので,常に最新情報の入手につとめてください。

福建省福州市では,中リスク地区からの来訪者に対しては,自宅がある方は自宅で,自宅がない方は集中隔離施設での14日間の隔離を求めています。また,高リスク地区からの来訪者に対しては,集中隔離施設での14日間の隔離を求めています。

福建省厦門市では,6月15日以降,北京市内の中リスク地区への訪問歴がある者は,自宅がある方は自宅で,自宅がない方は集中隔離施設での14日間の隔離を求めています。また,高リスク地区からの来訪者に対しては,集中隔離施設での14日間の隔離を求めています。これに加え,北京市内の「中」及び「高」リスク地区への訪問歴がある者は,到着時に核酸検査及び血清抗体検査証明書の提出を求めています。なお,核酸検査等の証明書を出せない人は厦門市到着時に検査を受けることが出来るとしつつも,当該地区への訪問歴がある者は,核酸検査等を受けてから厦門市を来訪することを推奨しています。

広西チワン族自治区南寧市では,北京市内の「中」及び「高」リスク地区からの来訪者に対して,来訪7日以内に実施した核酸検査結果を携帯するよう求めるとともに,北京市の健康コード及び南寧市の健康コード双方が緑である場合,入境が許可されます。また,北京市内の低リスク地区からの来訪者に対しては,広西チワン族自治区の健康コードが緑である場合,入境が許可されます。

感染症リスクのある地域への移動について)

北京市内の複数の地区の感染症リスク評価が「中リスク」に変更されていますので,移動の際にはご注意ください。リスク評価は感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム(以下のリンク)等で確認するように努めてください。

http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html

(問い合わせ先:在広州日本国総領事館

(市外局番020)−8334−3009(代表)

(市外局番020)−8501−5005(代表)

ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

領事・査証業務窓口取扱時間

パスポート・証明・戸籍手続き等(日本人): 8:45-12:00 13:45-17:00(土,日,休館日除く)

訪日ビザ: 8:45-12:00 13:45-15:00(土,日,休館日除く)

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jp まで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。

※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/