6月7日(日)以降、翌日未明にかけて、プラハ市内において、ナイフを所持した被疑者による女性襲撃事件が連続で3件発生しました。本日(6/12)、警察は公開捜査に切り替え、犯人に繋がる情報提供を呼び掛けています。
1件目の犯行は、6月7日(日)午後9時30分ころ、プラハ市レトナニィー(Letnany)のバス停で発生。その後、被疑者の男は、地下鉄(C線)でオパトフ駅(Opatov)に移動し、同日の午後11時30分ころ、付近にある大学寮の近くで2件目の犯行に及んでいます。
3件目の犯行は、日付の変わった8日(月)午前0時30分ころ、2件目の犯行現場から約300メートル離れたヤン・ルージェチカ通り(Jan Ruzicka)で発生しました。
被害の程度は様々ですが、いずれも若い女性に対し、ナイフで脅しつつ暴行を加えるという非常に凶悪な犯行です。
警察の広報官は、「被疑者はナイフを所持しており、犯行の動機が強盗目的か性的暴行目的なのかは判然としないが凶悪な犯罪者であり、プラハ中を移動し、かなり意図的に被害者を選別していると見られる。関連情報があれば、緊急番号(158)に連絡をお願いする。絶対に自分で犯人を捕まえようとしないで下さい。」と呼び掛けています。
これを踏まえ在留邦人の皆様も、夜間、女性単独での外出を避ける、自宅ドアの施錠を確実に行う、警察官による追跡や大きな騒ぎ、人だかり等を見かけた際には、不用意に近寄ることがないよう十分注意して下さい。
なお、下記のリンクから、被疑者の防犯カメラ映像を確認することが出来ます。
被疑者の服装:黒色キャップ、白色マスク、黒色長袖シャツ、ジーンズ
被疑者の特徴:左足を引きずり気味に歩く。
https://www.policie.cz/clanek/brutalne-napada-mlade-zeny-v-praze.aspx
(問い合わせ窓口)
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