新型コロナウィルスに関する情報共有(6月11日)

●6月11日現在,保健省発表の確定症例数は,昨10日から人468人増の16667人です。

●新型コロナウィルス対策タスクフォースは,当国における対策の現状を発表しました。

●保健省は,新たに新型コロナウィルス感染者2名が死亡したことを発表しました。

1 6月11日9時時点(当地時間)の確定症例数等

・確定症例数:16667人

(前日比+468(内訳:外国人労働者273人,感染者との接触176人,海外からの帰国者19人)) 

・確定症例数のうち治癒者数:11487人(前日比+378人,治癒率約69%)

・確定症例数のうち死亡者数:32人(前日比+2)

・これまでの検査実施数39万3910件(陽性率約4.2%)

(※前日比の数字は,昨日13時発表の感染者等数と比較)

【参考】バーレーン保健省ホームページ:https://www.moh.gov.bh/COVID192 

2 昨日,新型コロナウィルス対策タスクフォースは,記者会見において以下のことを発表しました。

(1)5月13日から6月9日までの基本再生産数は平均1.52であり,感染拡大防止の目安である1を上回っている。国籍別では,バーレーン人の間では1.83である一方,外国人は1.35であり,このことから,バーレーン人の間での感染が拡大していることが分かる。

(2)無症状者及び軽症者の自宅での隔離治療措置が開始されたが,これは医療キャパシティの不足を意味するものではない。

(3)医療キャパシティについては,感染者のための治療施設の病床数は8511床,うち5061床が使用中である。感染が疑われる人用の隔離施設の病床数は3410床,うち492床が使用中である。

(4)保健省ホットラインは,直近の1週間だけでも8万5000件以上の照会を受けており,立ち上げ後の累計では約44万5000件の照会を受けている。

(5)感染拡大予防措置を軽んじることが感染拡大を招いている。社会的距離の確保や,家族間以外での集会の開催を避ける等の全ての措置の遵守の重要性を改めて強調する。

(6)水と石鹸での定期的な手洗い,消毒液の使用,繰り返し使用する物の表面の定期的かつ徹底的な消毒,持病を持つ人及び高齢者と面会する際のマスクの着用が重要。また,新型コロナウィルスの症状が現れた場合は保健省ホットライン(444)に連絡すること。

(7)無症状感染者は他人に感染させないというWHOの発表内容は,あくまで,無症状感染者は症状がある感染者に比べて他人に感染させる可能性が低いというものであり,決して他人に感染させる可能性がゼロであるというわけではない。今後も更なる研究が進められることを期待するとともに,報道に接する際には,誤った理解を避けるため,詳細まできちんと確認してもらいたい。

3 保健省は,72歳のバーレーン人女性と71歳の外国人男性が新型コロナウィルスに感染し,死亡したことを発表しました。これで当国における死亡者は32人となりました。

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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