【新型コロナウイルス】モスクワ市における各種措置等(6月1日からの各種措置)

【ポイント】

●27日,モスクワ市のソビャーニン市長は6月1日以降のモスクワ市における商店の営業再開等段階的な制限緩和につき発表しました。

●自己隔離態勢,電子通行証取得義務措置は6月14日まで延長されました。

●散歩,スポーツのための外出が一定条件の下で認められることになりました。

●手袋とマスクの着用義務は本年末まで継続される見込みです。

【本文】

1. 27日,モスクワ市のソビャーニン市長は,6月1日から市民が散歩,スポーツのために外出することを次の条件下で許可すると発表しました。

(1)マスク着用のうえ,自宅から2km以内に限る。通行証の取得は不要。

(2)散歩は9時〜21時,スポーツは朝5時〜9時の間で週3回まで(平日2回、休日1回)。

(3)散歩,スポーツの際にはソーシャル・ディスタンス(1.5mから2m)を確保する。遊具,ベンチ等の使用不可。

(4)住所を確認できる書類を携行。

2.商店の段階的な営業再開等

(1)店員と顧客の長期接触を必要としないサービスの営業再開(クリーニング店や靴・衣服の修理等)

(2)オートサロンや非食料品店舗の営業再開(来客・店員ともにマスク及び手袋の着用義務。ソーシャル・ディスタンスの確保義務)

(3)サッカー・プレミアリーグを21日から再開予定

3.上記段階的な緩和措置はありますが,自己隔離体制.電子通行証制度は6月14日まで延長されました(これまでに発行された通勤用通行証は自動的に6月14日まで延長される)。

4.また,消費者権利保護・福祉監督庁(ロスパトレブナゾール)は,本年末まで,ソーシャル・ディスタンスの遵守,及びマスク・手袋を公共の場所で着用する措置を継続するとしております。

ソビャーニン市長サイト https://www.sobyanin.ru/  

(参考)ロシア政府の発表によれば,モスクワ市内における累計感染者数は本28日(木)現在で,173,497人となっております。

【問い合わせ先】

在ロシア日本国大使館領事部

電 話:(495)229−2520

FAX:(495)229−2598

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