●首相府は,18日00:00から特別隔離措置の一部を緩和すると発表しました。
●15日,新たに101人の感染と1人の死亡が確認され,アゼルバイジャンにおける新型コロナウイルス感染者数は累計2,980人(内,死亡者36人,退院者1,886人)となっています。
1 特別隔離措置の一部緩和
首相府は,18日(月)00:00から特別隔離措置の一部を緩和すると発表しました。
概要については以下のとおりとなります。
●バクー,スムガイト,ゲンジェ,レンカランの各都市及びアブシェロン地区で廃止される措置
・SMSによる外出許可制
・公園等への入場禁止(ただし集合可能人数は10人以下)
・レストラン,カフェ,喫茶店等の店頭営業禁止(ただし,営業時間は08:00〜18:00に限定。水煙草は禁止。また,首相府対策本部が示す衛生・感染予防措置を遵守すること。違反には罰則が科される。)
●全国で許可される措置
・博物館,美術館等の営業
・65歳以上の外出(必要な範囲に限る。3密回避等の感染予防措置を励行)
●継続される規制措置
・陸路及び空路の出入国停止(物流を除く)
・バクー,スムガイト,ゲンジェ,レンカランの各都市及びアブシェロン地区への他の地域からの入域禁止(陸路,空路とも。物流は除く),都市間の旅客輸送禁止
・教育機関の休校措置
・バクー,スムガイト,ゲンジェ,レンカランの各都市及びアブシェロン地区の政府機関での出勤者数制限
・ASAN,DOSTのサービスを除く政府機関での窓口業務停止
・葬儀を除く宗教的儀式,文化行事,スポーツ,結婚・婚約式,誕生会等集団的行事の禁止
・文化イベントやスポーツイベントを含む大規模イベントの開催
・市街,通り,公園等で10人を超えて集合すること
・遊興施設や遊園地(公園内の遊び場を含む)の閉鎖
・映画館,演劇場,スポーツ施設等の閉鎖
・食料品店や薬局を除くショッピングセンター,モール等の閉鎖
・飲食店での水煙草の禁止
・バクー,スムガイト,ゲンジェ,レンカランの各都市及びアブシェロン地区において18:00〜08:00のレストラン,カフェ,喫茶店等の店頭営業禁止
・入院患者への見舞いの禁止
・ジム,フィットネスセンター,マッサージサロン,浴場等の閉鎖
●引き続き首相府対策本部が示す衛生・感染予防措置,必要な限りでの外出,
3密回避等の感染予防対策を励行すること
(報 道)https://report.az/siyasi-xeberler/daxili-siyaset/xususi-karantin-rejimi-cercivesinde-tetbiq-edilen-mehdudiyyetlerin-d/(アゼルバイジャン語)
2 アゼルバイジャンにおける感染状況
15日,新たに101人の感染と1人の死亡が確認され,アゼルバイジャンにおける新型コロナウイルス感染者数は累計2,980人(内,死亡者36人,退院者1,886人)となっています。
(首相府)https://cabmin.gov.az/az/article/849/(アゼルバイジャン語)
3 感染拡大防止に向けて
今月4日の特別隔離措置の一部緩和以降,アゼルバイジャン国内での感染者数は増加傾向にあり,こうした中でのさらなる緩和となります。
今回の緩和措置には外出制限の廃止や公園封鎖の解除,飲食店の営業再開等思わずこちらの気も緩みそうな内容が多く含まれていますが,邦人の皆様方におかれましては,感染の危険性は依然として高いレベルにあるということをご認識いただき,3密の回避と社会的距離の確保,外出後のうがい・手洗いの励行といった感染防止のための対応を心掛けて頂ければと思います。
もし感染した,若しくは感染の疑いが生じた場合は,救急番号(103番)に連絡して所要の処置を受けるとともに,日本大使館にも連絡をお願い致します(連絡先は下記参照)。
【送信元】
在アゼルバイジャン日本国大使館領事班
電 話:+994-12-490-7818
緊急時:+994-50-222-8063
メール:consular@bk.mofa.go.jp