新型コロナウイルス関連情報(5月14日午後5時:モンゴル国内で新たに37名の感染者を確認:計98名)

 5月14日(木)午後5時頃,モンゴル保健省は臨時記者会見を開催し,モンゴルにおいて新たに37名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表しました。

 これにより国内の累計症例数は98名となりました。在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては,報道,大使館HP及び領事メール等により関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。

【保健省発表】

●昨日13日(水),ロシア国防大学などの軍関係の教育機関に留学していたモンゴル人留学生及びその家族347名がロシアの軍用機により帰国したため,全員隔離の上,PCR検査を実施していた。

●午前11時の時点で19名が新型コロナウイルス感染症患者であると確認されていたところ,改めて午後5時に未判明分の検査結果が報告され,新たに37名の留学生及びその家族が陽性となり,感染者であることが判明した。

●留学生等は学生寮で集団生活をしていたために感染が拡大したものと考えられる。

【感染者数等の動向】(前回報告:5月14日午前11時)

●新規症例数:37名

●累計症例数:98名

●新規死亡者数:なし

●累計死亡者数:なし

●累計治癒数:15名

【当館コメント】

 本日だけで感染者数が計98名(+56名)と急増しましたが,感染者全員が,いわゆる「国外からの輸入症例」であり,施設に隔離され治療を受けていますので,現時点において,モンゴル国内で「市中感染」が発生しているものではありません。

【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】

 以下はモンゴル政府からの要請ですので,ご協力いただきますようお願い申し上げます。

医療機関を受診する前に,まずは以下の当館医療相談窓口までご連絡下さい。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。

新型コロナウイルスへの感染の疑いが認められる場合には,モンゴル外務省を経由して,当地医療機関での検査・隔離措置が講じられることとなります。

【当館医療相談窓口】

(976)9911−2759

※同窓口への問い合わせは「医療相談のみ」に限らせていただきます。その他の内容については,当館領事・警備班までお問い合わせください。

【問い合わせ窓口】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

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