ラマダン月に伴う注意喚起

●明24日から5月23日頃までラマダン(断食月)に入る予定。

●今年のラマダン期間中は,基本的にコロナウイルス対策の外出禁止令が継続予定ですのでご注意願います。そのため当館領事窓口業務は一時的な中止が継続します。

●近年,ラマダン月及びその前後には世界中で多くのテロ事件が発生しているので,注意してください。

1 当国では,4月24日から5月23日頃までの間,イスラム教のラマダン(断食月)に入る予定です。ラマダン期間中は,イスラム教徒は日の出から日没まで断食(喫煙を含め飲食を絶つこと)を行います。

2 ラマダンは一年の内で最も「神聖な月」とされており,開始日から断食月明け大祭までの間,官公庁の執務時間が短縮され,大半の飲食店は閉店又は日没後に開店する等,普段にも増して公共の場及び共同作業等の場におけるイスラム教徒への配慮が望まれる期間となります。

3 なお,今年のラマダン期間中は,基本的にコロナウイルス対策の外出禁止令が継続予定で,例年のラマダンと異なることもあるのでご注意願います。

4 ラマダン期間中は,外出が可能な時間が,午前8時から午後6時までとなります。

5 ラマダン期間中の集会等は許可されておらず,モスクは閉鎖し,イフタールについても自宅で行うこととされており,イフタール後の外出も禁止されております。

6 引き続き,外出禁止令を遵守して頂き,特に,明24日(金)は厳格な外出禁止措置が実施されるのでご注意願います。

7 当館領事窓口業務は一時中止しており,現在も継続中です。

ラマダン期間中にご注意いただきたいこと】

1 イスラム教徒以外の外国人であっても,断食が行われている日中において,公然と飲食(喫煙を含む)を行った場合には,イスラム教を軽視する行為と受け止められ,周囲のイスラム教徒とトラブルが生じたり,臨場した警察官に事情聴取を受けたり,警察署等まで任意同行を求められたりする可能性があります。

2 外出時は肌の露出の多い服装は避ける等,平素以上にイスラムの慣習等を意識し注意する必要があります。

3 ラマダン期間中は,運転が荒くなることに加え,外出禁止令が継続するので,信号やルールを守らない運転手も見られ,また,多くの歩行者が車道を歩くことが多いので,交通事故防止の観点から,歩行中も,車に乗る場合も十分ご注意願います。

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江 及び 田口

TEL:962−6−5932005

FAX:962−6−5931006

P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan

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