新型コロナウイルス感染症(追加措置の発表等)

1 4月8日,チリ保健省は,新型コロナウイルス感染防止のための追加措置として,ラ・アラウカニア州テムコ市,パドレ・ラス・カサス市において4月11日(土)まで発令されていた義務的自宅待機措置を7日間延長し,18日(土)までとすることを発表しました。

2 国境閉鎖による外国人に対する入国制限(延長)

 チリ政府は,3月18日(水)から4月8日(水)までの期限で実施されていた国境閉鎖措置(出国制限はない)について,4月9日(木)から15日(水)まで7日間延長することを決定しました。

3 コロナウイルス対策にかかる医療体制の現状

 サンティアゴ市の2病院の現状や留意点は以下のとおりです。

(1)アレマナ病院

ア チリは,現在,新型コロナウイルス感染のフェーズ4にあり,呼吸器症状がある場合は,患者は通常の医療相談(consulta)に行くのではなく,当院(ビタクラ区, ラ・デヘサ区,チクレオ区)の呼吸器救急医療対応に直接行かなければならない。

イ 新型コロナウイルス(の疑いがある方)患者は,外国人であっても通常の外国人患者担当(paciente internacional)経由ではなく,呼吸器救急医療対応(atencion de urgencias respiratorias)へ直接向かう必要がある。現状では,重症患者がいた場合,直接,呼吸器救急医療対応に行くことで対応可能である。

ウ PCR検査は対応可能であるが,疑わしい症例の基準を満たす患者にのみ適用されている。

(2)ラスコンデス病院

ア 現時点の状況では,新型コロナウイルス患者はいるが,対応できている。多くのICU数,人工呼吸器,高い医療レベルを有しており、重症患者に対しても丁寧に対応可能。

イ 現在,チリ政府が,公立・民間医療施設を管理しているが,通常どおり外国人にも対応している。

 

4 4月9日時点で,チリ国内では5,972名(死亡者57名)のコロナウイルス感染者が確認されています。夜間外出禁止令や義務的自宅待機措置に従い,自宅待機を行うとともに,引き続き,最新の関連情報を報道や下記ホームページ等で収集し,感染予防に努めて下さい。万が一,警察による検問,医療機関等での隔離されるなど援護が必要な場合は在チリ大使館までご連絡ください。

<情報参考HP>

・チリ保健省

https://www.minsal.cl/

・チリ保健省(チリにおけるコロナウイルス感染者数)

https://www.minsal.cl/nuevo-coronavirus-2019-ncov/casos-confirmados-en-chile-covid-19/

・チリ政府(コロナウイルス関連)

https://www.gob.cl/coronavirus/

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

法務省ホームページ

http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html

・外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

・当館ホームページ

https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

【問い合わせ先】

在チリ日本国大使館 領事部 

住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile

電話:(+56-2) 2232-1807

FAX:(+56-2) 2232-1812

メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp

HP:https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html