新型コロナウイルス感染症(ミャンマー国内での陽性患者(23人目)の発表)

在留邦人の皆様へ

当地滞在中の皆様へ

2020年4月9日

1.9日午後8時(当地時間),当地保健・スポーツ省が,同省のフェイスブックページにて,ミャンマー国内での23人目の感染者が出た旨発表しました。概要は以下のとおりです。

(1)ヤンゴンの国立保健研究所(NHL)において,4月9日午後6時30分(当地時間)に出た検査結果によると,経過観察及び病院等で行動制限対象となっている92人の内,自宅で行動制限の対象となっていた1人からCOVID-19のウイルスが確認された。

(2) ミャンマー国内での23人目の感染者

チン州ティディム地区カッテール村の58歳の米国のグリーンカードを所持するミャンマー人女性は,ミャンマー国内での1人目の感染者の母親で,1人目の感染者と共に3月13日に米国ワシントンを出て,カタールのドーハを経由し,3月15日午前にヤンゴン国際空港に到着した。同日,ヤンゴン国際空港からザガイン地域カレーに移動し,17日にカレーからティディムへ,18日にカテール村へ移動した。1人目の感染者が3月19日に発熱したため自宅で経過観察となった際,女性も一緒に自宅隔離となっていた。その後,1人目の感染者にCOVID-19のウイルスが確認され,女性は村の別の家で個別に隔離となっていた。隔離期間が終わりに近づいた7日,検体を検査したところ,COVID-19のウイルスが確認された。今日まで女性は無症状である。

当該患者をティディム地区総合病院に移し,必要な医療措置をとっていく。

2. 本メール送信時までの,ミャンマー国内での新型コロナウイルス感染症による死亡者は,保健・スポーツ省によると3名となっています。

3.咳エチケットや手洗い等を心がけ,体調管理には十分留意してください。また,引き続き最新情報の入手に万全を期すとともに,デマや噂をうのみにすることなく,慎重に行動願います。

本お知らせは,在留届にメール・アドレスを登録された方,「メルマガ」に登録された方及び外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録をされた方に配信しています。

■問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事部

   電話:95−1−549644〜8

   FAX:95−1−549643

   メール:ryoji@yn.mofa.go.jp