【新型コロナウイルス】日本とモスクワの間の航空便の運航状況等

アエロフロート航空がモスクワ・東京便の運航情報をHPに掲載しました。航空会社によるとモスクワ発の直行便には日本人を含む外国人が搭乗可能であるとのことです。

●モスクワのソビャーニン市長は,本30日から,モスクワにおいて厳しい移動の制限を伴う措置を導入すると表明しました。モスクワに行かれる方はご注意下さい。

●ロシアにおける最新の感染情報。(30日12:00現在の感染者数は1836名,うちサンクトペテルブルク市50名。)

1 29日,アエロフロート航空が,モスクワ・東京便の運航情報を自社HPに掲載しました。今のところ,3月31日シェレメチェボ発東京行き(SU260),4月2日シェレメチェボ発東京行き(SU260),4月4日シェレメチェボ発東京行き(SU260)の3便があります。この後の予定は未定です。(詳細はアエロフロート航空のHP(https://www.aeroflot.ru/ru-ru/news/61730を確認ください)。同社によるとモスクワ発の便には日本人を含む外国人が搭乗可能であるとのことです。

2 29日,モスクワのソビャーニン市長は自身のブログにおいて,本30日から,次のとおりモスクワにおける行動制限を一層強化すると表明しました。自宅から外出するのが許されるのは,以下の場合のみとしています。モスクワに行かれる方,モスクワを通過して帰国される方はご注意下さい。

・緊急の医療支援等を求める場合

・仕事に行かなければならない場合の通勤

・最寄りの営業している商店又は薬局に買い物に行く場合

・住居・滞在場所から100mを超えない範囲内でペットを散歩させる場合

・家庭用ごみを排出しなければならない場合

また,数日以内に,外出はモスクワ市が定める手順に従って発給される特別な通行許可証を有する場合だけになること,また,数週間以内には,自己隔離遵守及び制定される市民の移動規則の管理システムが展開されることもあわせて表明しました。

さらに,タクシーに乗車する場合を除き, 屋外,商店,交通機関及びその他の公共の場にいる場合,市民は他人から1.5m以上の距離を保つ義務があり,商店,薬局等を含むいかなる組織も人と人の間の距離を1.5m以上確保する義務があるとされています。

3 ロシア連邦消費者権利及び福祉監督庁によると,ロシアにおける感染者数は,3月30日12:00現在で1836名です。感染者が大幅に増加しているのはモスクワ市ですが(212名増えて合計1226名),サンクトペテルブルク市においても昨日より8名増え合計50名,レニングラード州においても2名増え合計11名となっています。

4 レニングラード州で州内の各地区間の移動を禁止する旨発表されました。

※ 当館ホームページでは,ロシアにおける新型コロナウイルス感染症対策を中心に,総領事館として把握している情報を順次掲載していきます。在留邦人の皆様及びロシアに渡航されているの皆様におかれましては,ご一読の上,ご留意いただきますようお願いします。状況は刻一刻と変化しておりますので,今後の情報に留意してください。また,最新の情報を入手するためにも「たびレジ」の登録をよろしくお願いします。

・たびレジ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

・外務省ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/

・在ロシア日本国大使館 https://www.ru.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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