新型コロナウイルス(ミャンマー国内での陽性患者(11〜14人目)の発表)

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2020年3月30日

1.3月30日午後7時30分,当地保健・スポーツ省が,同省のフェイスブックページにて,ミャンマー国内での感染者の接触者であるフランス人3人及び,タイから帰国したミャンマー人男性1人の計4人から,新型コロナウイルスの陽性反応が出た旨発表しました。概要は以下のとおりです。

(1)3月30日午後5時15分,ヤンゴンの国立保健所(NHL)での検査の結果,経過観察の患者及び病院で行動制限を受けている患者の内,4人からCOVID-19のウイルスが確認された。

(2)ミャンマー国内での11人目,12人目,13人目の感染者

ミャンマーでの8人目の感染者(ツアーガイド)の接触者調査により,当該患者がガイドしたフランス人観光客4人を28日からヤンゴン市内のホテルで行動制限及び経過観察とし,29日に4人の検体を採取し検査した。その結果,4人の内3人(66歳女性,65歳男性,61歳女性)にCOVID-19のウイルスが確認されたため,ウイルスが確認された3人をウェバギ病院に搬送し治療している。3人は現在無症状である。

(3)ミャンマー国内での14人目の感染者

 シャン州北部チャウメー地区の24歳のミャンマー人男性は,25日,タイのバンコクからシャン州タチレクに入り,タチレクで2泊した。27日夕方,タチレクからマンダレーに空路で移動し,同日夜,自家用車でマンダレーからチャウメーに移動した。28日,激しい嘔吐,咳の症状が出たため,チャウメー総合病院で診察を受けた。経過観察として個別に隔離され,治療を受けると共に検体を採取し検査した。当該患者は回復に向かっている。

(4)ミャンマー国内において,COVID-19のウイルスが確認された患者が見つかっているため,当該患者らとの濃厚接触者を探し出し,行動制限をし,経過観察している。国民として,保健・スポーツ省が発表しているCOVID-19予防に関する案内を的確に遵守するよう奨励する。

2. 咳エチケットや手洗い等を心がけ,体調管理には十分留意してください。また,引き続き最新情報の入手に万全を期すとともに,デマや噂をうのみにすることなく,慎重に行動願います。

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■問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事部

   電話:95−1−549644〜8

   FAX:95−1−549643

   メール:ryoji@yn.mofa.go.jp