※保健省HPの更新が遅くなる傾向があるため今後は午後0時現在を目途に送信します。
1 リトアニア国内における感染者等(3月29日午前9時現在)
新規感染者:55名(27日は,37名(昨日送信時は13名としていましたが、その後、保健省の発表により24名増加しました(計37名))
累計感染者:437名
新規死亡者:2名
累計死亡者:7名
2 主な感染経緯(報道より)
昨日は、2名の死亡者が確認されました。1人はウクメルゲ(ビルニュスから北西に約80キロの都市)病院、1人はクライペダ大学病院で亡くなりました。2人とも高齢で、別の疾患も抱えており、以前からこれらの病院に入院していたそうです。両者とも院内感染が疑われるとのことです。
これまでに複数の感染者が確認されているウクメルゲ病院では、現在、ケア科を除く、全ての科が閉鎖されているそうで、ケア科には重度の疾患を抱える約90人の患者が現在も入院中とのことです。また、クライペダ大学病院もこれまでに複数の感染者が確認されています。28日の段階で、5人の医師、7人の看護師、3人の補助職員に感染が確認されています。なお、病院の発表によると、29日に判明した感染者の中には、神経外科に入院している患者数名が含まれているとのことです(既に感染が判明している神経外科医からの感染の疑いが濃厚)。
3 感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について
在留邦人・旅行者の皆様に高熱(37.5℃以上)と呼吸器系の症状が続くなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合
(1)コロナ相談窓口(24時間,英語可能)「1808」に電話をして状況を説明する。
(2)指示により病院に行く必要がある場合には、バスやタクシーの使用は出来ず,自家用車で行く必要がありますが,自家用車が無い場合には,自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。
(3)検査後は,検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性であれば,救急車が来ます。
上記のようなドライブスルー検査が始まります。
詳しくは,
「こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html)」
をご覧ください。
なお、リトアニア国内では、日本語で受診できる病院はありません。
4 感染症の予防について
基本的なことですが、以下の対策を続けることが重要です。
(1)石鹸やアルコール等を用い、定期的な手洗いを励行する。
(2)外出先から帰宅すれば、手洗いとうがいを徹底する。
(3)なるべく公共交通機関や人込みを避ける。
(4)咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。
5 大使館からのお願い
在留邦人の皆様におかれましては,リトアニアに滞在しているご友人やご学友等で未だ在留届を提出していない方がいらっしゃれば,登録するようお声がけをお願いいたします。
【在留届及び「たびレジ」への登録のお願い】
海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)
6 参考
http://keliauk.urm.lt/lt/pranesimai
(2)リトアニア保健省
(3)リトアニア保健省所轄国立社会保健センター
(4)外務省海外安全ホームページ(日本語)
(5)厚生労働省ホームページ(日本語)
https://www.mhlw.go.jp/index.html
〇 在リトアニア日本国大使館 Embassy of Japan in Lithuania
電話 +370 523 10462(開館時間のみ)
電話 +370 612 74545(閉館時間、緊急連絡先)