●日本からの入国者は特別措置の対象となっていない。
●中国,韓国,イタリア及びイランからの入国者は、別室にて検査,14日間の電話確認
新型コロナウイルスに関して、チュニス・カルタゴ空港に到着した旅行者等(以下「入国者」)への対応は、次の通りです。
チュニス・カルタゴ空港での検疫措置につきまして,空港関係者の説明に基づき,日本,中国,韓国,イラン,イタリアの計5か国が特別措置の対象となっている旨お伝えしましたが,本5日,関係当局の説明により,現在,日本が検疫上の特別措置の対象となっていない点が確認できました。
現在のチュニス・カルタゴ空港の検疫措置は,中国,韓国,イタリア及びイランからの入国者は、別室にて、検温、滞在国歴及び健康等に関する質問が行われています(イタリアからの便は別ターミナル)。当該4か国からの入国者は、入国後14日間、電話で健康状態等の確認を受けます。
日本を含むその他の国からの入国者は,ヘルス・シートを記入し,通常ルートでの入国(検温はあり)となっています。入国後14日間の電話確認はありません。なお,入国審査は通常時より長くなっています。
本5日現在、当地における新型コロナウイルス感染例は1名ですが,イタリア等からの入国者で感染が疑われる多数の人が経過観察として自宅等に隔離されています。
今後の状況により水際対策は変更されることも考えられます。また、各地で日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動を制限している国・地域もありますので、外国に渡航される際は、最新情報をご確認ください。
2020年3月5日
在チュニジア日本国大使館