【安全対策情報】アブ・サヤフ・グループによる誘拐事件発生に伴う注意喚起

●報道によると,16日,マレーシア領海にて,アブ・サヤフ・グループ(AS

G)によるインドネシア人漁師8名の誘拐事件が発生(3名は解放)。拉致され たインドネシア人漁師5名はフィリピン南部スールー州に連れて行かれた模様。

●これらインドネシア人漁師の捜索・救出のため,フィリピン軍とASGの衝突が発生した。同州はASGの拠点であり,当該海域では誘拐並びに軍とASGの戦闘のリスクがあることを認識し,現地には赴かないようにして下さい。

フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

                         在ダバオ日本国総領事館

 マニラ発のロイター電によると,フィリピン軍は19日、「イスラム国」(IS)との関係があるとされているアブ・サヤフ・グループ(ASG)に所属する過激派に拉致されたインドネシア人漁師5人の捜索・救出活動を開始したとのことです。

 

 インドネシア人漁師は,マレーシア東部サバ州で16日拉致され,フィリピン軍の西ミンダナオ統合司令部のシリリト・ソベハナ司令官(中将)によれば,3人が解放されたが、残り5人は拉致犯によっておそらくフィリピン南部スールー州に連れてこられたとのことです。

 

 18日,スールー州の町パラン(Parang)で,軍がASGと衝突。ASG側の1人が死亡,インドネシア人の拉致に使用されたと考えられる高速ボート1隻が大破しました。

 

 つきましては,ASGの拠点であるスールー州及び周辺では,誘拐並びに軍とASGの戦闘のリスクがありますので,現地には赴かないようにして下さい。

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(問い合わせ窓口)

在ダバオ日本国総領事館

住所:4th Floor, BI Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000

電話:082−221−3100 

FAX:082−221−2176