インド主要都市におけるテロ事件発生のおそれ(注意喚起)

●ポイント

 ジャンム・カシミール州におけるインド政府の決定により,8月15日インド独立記念日に合わせて,インド国内の都市でテロが発生するおそれがあるとの報道がなされております。この情報の真偽については詳細不明ですが,現在空港施設等の警戒警備が最高レベルに強化されています。

在留邦人及び短期渡航者の皆様へ

 先般インド政府は,ジャンム・カシミール州の自治権を規定する憲法を取り消し,連邦直轄地にすると決定しました。

 これにより,領有権を主張するパキスタン,中国が反発するなどカシミール地方を巡る争いがテロに発展し,インド政府も警備強化の対策を講じているところです。

 現在,このカシミール地方に係るインド政府の決定に関して,反する主義主張を掲げる組織,人物等が8月15日のインド独立記念日に合わせて,インドの大都市(ムンバイ,デリー等)においてテロを敢行するとの報道がなされております。

 詳細については不明ですが,インド各地の空港施設で最高レベルの警戒強化がなされいると報道されています。当局の警戒強化は,主要駅,ホテル,商業施設,寺院等にも及び独立記念日以後も継続される可能性もあるとのことです。

●お願い

 テロの標的となり得る,多数の人が集まるような前記場所へ出入することは極力控えるよう願います。必要がある場合は短時間の滞在にとどめる等,発生するおそれのある場所へ近づかないことが重要です。

 日常生活においても,常に自分の周囲を警戒する意識を持つなど,テロ発生の可能性がある場所にいること強く認識して頂くよう願います。

 空港施設警戒強化のため空港へは3〜4時間前を目安に到着するよう,特にムンバイ国際空港へは,当局の車両検問等により相当程度の時間を要することが見込まれますので,出発時間に余裕を持って行動願います。

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【問い合わせ先】

 在ムンバイ日本国総領事館領事班

 電話(91−22)2351−7101

 メール ryoji@by.mofa.go.jp

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