仏教寺院ほか宗教施設への訪問に関する注意喚起

先般,インドにおいて,5月18日(土)のブッダ生誕日に際し,テロリストが仏教寺院をターゲットとした攻撃を企図しているとの報道がありました。現時点で具体的な脅威情報があるものではありませんが,昨今のテロ情勢を踏まえ,特段の用事の無い限り仏教寺院をはじめ宗教施設への訪問は控え,引き続き日常の警戒を怠らないように御注意願います。

1 この度,インドにおいて,5月18日(土)のブッダ生誕日に際し,テロリストが仏教寺院をターゲットとした攻撃を企図しているとの報道がありました。インド当局がインド全土の仏教寺院に対して,強い警戒態勢をとっているとの情報もあります。

2 インドでは,5月18日(土)はブッダ生誕日(Buddha Purnima)に当たり,これを機に仏教徒や仏教施設をターゲットとした攻撃が企図される可能性も排除されません。

3 また,現在は,6月7日(金)まで,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)の期間に当たり,近年,ラマダン月及びその前後に世界中で多くのテロ事件が発生しています。先月21日には,スリランカにおいてコロンボ市を含む数箇所で爆発事案が発生し,邦人を含む多数の死傷者が出ました。

スリランカの最新の安全情報(外務省海外安全ホームページ)は以下のURLから御参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_006.html#ad-image-0

4 当館として現時点で具体的な脅威情報に接しているものではありませんが,特段の用事のない限り仏教施設をはじめ宗教施設への訪問を控えるようにしてください。同時にテロの被害に遭わないためには,常日頃から安全確保に十分注意を払うことが必要であり,在留邦人の皆様,インドを渡航中の皆様におかれましては,テロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう治安に関する最新情報の入手に努め,特に,テロの標的となりうる,宗教施設,空港,駅,ショッピングモール,市場など大勢の人が集まる場所には用事のない限り近づかない,公共交通機関の利用や外出が必要な場合には,滞在を必要最小限とし,周囲の状況,特に不審車両や不審物の有無等に一層の注意を払うなど安全対策を十分心掛けてください。

ラマダン月に伴う注意喚起(広域情報)の詳細は以下のURLから御参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C049.html

5 また,テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。テロ等対策に関しては,外務省海外安全ホームページに掲載されている以下の情報も併せて御参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html

また,インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載されていますので,ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html#ad-image-0

(問い合わせ窓口)

○在インド日本国大使館

電話: (91) -11-2687-6564

メール:jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

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