路線バスでの手榴弾爆発事件

●21日朝,首都Zona7において,路線バス内で手榴弾が爆発し,犯人を含む7名が負傷する事件が発生しました。

1.概況

 1月21日朝9時半ごろ,首都Zona7のQuinta Samayoa地区(8 Calle 9 Avenida,アニージョ・ペリフェリコより首都側)において,「ルート32」バス内で手榴弾が爆発し7名が負傷する事件が発生しました。

 目撃者の証言によると,男女2人乗りのバイクがバスの行く手をさえぎり,同バスは停車。女がバスへ乗り込み手榴弾を手に運転手を脅したものの,同運転手は女をバスから突き落としたため,手榴弾は女の手元で爆発。女は両手と胸の一部を負傷したほか,近くにいた市民6名も被害を受けています。

 警察によると,犯人の女は19歳でZona7を縄張りとするマラスの一員であったとのことです。

2.皆様へのお願い

 首都では,チキンバスまたはカミオネタと呼ばれるバスに対して,恐喝を目的とした運転手や車掌を殺害する事件が多くみられ,同犯罪では流れ弾が乗客にあたるなどの二次被害も多発しています。上記バスのご利用はお控えください。

 また,今回のような手榴弾を使用した犯罪もまれに発生します。日常生活において手榴弾を発見したときはすぐにでも爆発する可能性がありますので,投げ返すなどはせず,堅い物の後ろに隠れる,または手榴弾の方に足を向けて伏せるなどの回避行動をとってください。

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グアテマラ日本国大使館

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