キガリ市内(キミロンコ付近)での手榴弾使用の襲撃事件発生と注意喚起

ルワンダ国家警察の発表によると,昨日,5月7日,キガリ市内にて手榴弾使用の襲撃事件の発生について伝えられています(以下詳細)。

●凶器の入手先や犯行動機などについては,警察が現在捜査中ですが,模倣的な犯行が発生する可能性もありますので,外出の際は特に注意し,大勢の人が集う場所や不慣れな場所には近づかない,また,事業所や店舗を営む邦人は警戒警備を強化してください。

●また,大雨により各地で洪水や地滑りの発生が相次ぎ,50名以上の死者が出ております。悪天候の際は,低地や河川の氾濫が発生するおそれのある場所には近づかないようにしてください。

1 ルワンダ国家警察の公式発表(別添)

 5月7日午後5時30分頃,ガサボ地区ンデラセクターの理髪店で手榴弾の爆発が起こり,1名が死亡,11名(2名重傷,9名軽傷)が負傷した。目撃者によると,死亡した者は,手榴弾を所持し,ンデラセクターに住むトゥネゼルウェ・ジーンポール(25歳)で,この理髪店の常連客だった。

 この男が来店し,理髪師がこの男を椅子に座らせようとしたところ,男はポケットの中に何かを隠しており,理髪師に対して見せようとしてきた。理髪師が確認したところ,男のポケットの中に入っていたものは煙を出した手榴弾だったことから,直ちに店から出て行くように伝え,男を店の外に出そうとした途中で爆発した。負傷者の中には,8歳から12歳の子供がおり,ルワンダ軍病院に運ばれて治療を受けている。

 ルワンダ政府は,初期的な見解としては,テロ目的だったということは除外している。手榴弾の入手先などの事件の詳細については現在捜査している。

 

2 防犯対策

 犯罪の被害に遭わないためには,常に安全への高い意識を持つことが重要です。

● 早朝や夜間の不要不急な外出は控える。

● 興味本位で,地元の人しか集まらない場所には近づかない。

● 外出の際に,目立つ貴重品は身に付けない。

● 自分自身を含め,外国人は窃盗などの犯罪のターゲットであることを自覚する。

● 外出時は可能な限り車両を利用する。(モト・ドライバー利用による事件事故の被害が多数あり。)

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緊急時の連絡は,下記連絡先までお願いいたします。

ルワンダ日本国大使館 領事班(鈴木・大山)

+250-78-838-5404