●当地では,例年11月頃から年末年始に向けて犯罪が増加する傾向にあります。
犯罪が増加するこの時季に改めて防犯意識を高めていただくとともに,安全を最優先とした行動を心がけてください。
1 当地では,例年11月頃から年末年始に向けて犯罪が増加する傾向にあります。特に,追尾強盗,車上荒らし,住居侵入は頻繁に発生しております。
つきましては,犯罪が増加するこの時季に改めて防犯意識を高めていただくとともに,安全を最優先とした行動を心がけ,以下の安全対策を徹底するようお願い致します。
(1)カージャック,追尾強盗,ブルーライトギャング対策
○銀行取引及びショッピング後には,出発時に,複数人が乗車したまま待機している,あるいはこちらの様子をうかがっている様な不審者(車)がいないか確認するとともに,走行中も同じ車が追従していないかなど周囲の状況を確認する。万一,追尾車両に気づいた場合は,警察へ通報して支援を要請しつつ,警察署等の安全が確保出来る場所に移動する。
○交差点手前ではなるべく停車することなく通過できるように速度調整を心掛ける。また,停車する場合には,すぐにその場から離脱できるように,前者とのスペースを少なくとも1台分確保する。
○出発前にルートをよく確認し,犯罪多発ルートを避け,交通量が比較的多い,明るい道を選ぶ。
○身に覚えのない停止命令,他人からの声掛けには直ちには応じず,警察に支援を要請する。万一,途中で停止せざるを得ない事態になったとしても,なるべく人目の多い場所を選び,エンジンは掛けたまま,数センチ程度窓を開け,車から降りずに対応する。
○不特定多数の者が自由に出入り可能であるサービスエリアの利用は控えるとともに,ガソリンスタンドに併設されたATM,コンビニも同様の理由で極力使用しない。また,ガソリンの給油は極力日中に行い,燃料は常にタンクの半分以上を心掛ける。
○強盗犯人は,空港,駅,ショッピングセンター等でターゲットを物色し,狙いを定めているとみられているところ,日頃から華美な服装,装飾品の着用は避けるとともに,多額の現金を持ち歩くことは控えるなど,目立たない(ロープロファイル)ように心掛ける。
○車両運転中に,背後から軽く接触してきた車は特に警戒して,直ちに車外に出ないようにする。
(2)車上荒らし対策
○車内には,外から見えるところにいかなる物も残さないことを基本とし,残さざるを得ない場合も,外から見える位置に置かずに,あらかじめトランク内に保管する。また,貴重品は絶対に放置しない。
○駐車する場合には,駐車監視員が常駐する駐車場で,かつ,死角になるような場所には駐車しない。店内からも視認できる位置,または入口直近,照明設備の効いた明るい場所に駐車するのが望ましい。
○ジャミングによる被害報告例が多くあるので,リモートキーを過信せず,ロック後は自ら施錠を確認する。
○車内に複数待機したままの不審者がいないかなど,駐車後,出発時には周辺を確認する。
(3)侵入強盗/空き巣対策
○就寝時や外出時には,必ずアラーム式センサーを作動させる。また,エレクトリックフェンス,パニックボタンなどの警備機器が正常に作動するか,定期的に点検する。
○就寝時には,全てのドアと窓を施錠(暑くても窓を開けたままにしない)し,携帯電話,リモートキーは枕元に置いておく。
○不審な物音や人影を認めた場合でも,むやみに表へ出ることなく,まずはパニックボタンを押下し,警備員が駆け付けるのを待つ。
○日頃から,警備員や家政婦と密に良好なコミュニケーションをとるよう努める。
(4)ATM等使用時の被害対策
○警備員がいる銀行やショッピングモールのATMを利用する。また,閑散としている場所,時間帯の利用は避ける。
○ATMの周りに複数で待機している等,怪しい人物がいないか,ATM利用前に周りを確認し,不審なことが少しでもあれば場所を変える。
○暗証番号入力時は,片手で覆いをするなど,慎重に入力する。
○ATM利用中に他人が背後に近づいてきた,あるいは話かけられた場合は,直ちに取引を中止して,その場を離れる。
○カードレス現金払出しサービスを提供している銀行を利用している場合には,同サービスを利用する。
2 お願い
万一,事件・事故等に巻き込まれた場合,また,未遂であったとしても,その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。
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〇在南アフリカ日本国大使館
HP: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
住所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria
電話: +27 12 452 1500 領事・警備
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