【緊急】在ナイジェリア大使館からの注意喚起(シーア派集団の動向に係る続報:首都アブジャでの本日の動きなど)

●当館入手の最新情報によれば,本2日(金)午後,イスラムシーア派集団(IMN:Islamic Movement in Nigeria)が首都アブジャの複数の箇所(スカイメモリアル・コンプレックス,ジュリアス・バーガーなど)で抗議デモを実施する予定であり,既に治安部隊が出動し,警戒に当たっている模様です。

●昨日(1日)午後も,首都アブジャ中心部にあるヒルトン・ホテル近辺にてIMNによる抗議デモが行われ,治安部隊は催涙ガスを発射し,鎮圧しています。

●これまでの経緯からも,今後もIMNの抗議デモは(小規模なものを含め)市内の至る所で発生する可能性があり,現状は依然として予断を許さない状況です。

●皆様(特に,FCTに現在お住まいの方々)におかれては,本件について最新の関連情報の入手と身辺の安全確保にお努めください。

(1)当館入手の最新情報によれば,本2日(金)午後,イスラムシーア派集団(IMN:Islamic Movement in Nigeria)が首都アブジャの複数の箇所(スカイメモリアル・コンプレックス,ジュリアス・バーガーなど)で抗議デモを実施する予定であり,既に治安部隊が出動し,警戒に当たっている模様です。

(2)上記地点に加え,本日はイスラム教徒礼拝日であることから,IMN抗議グループはナショナル・モスク周辺にも集結する可能性があります。

(1)昨日(1日)午後,首都アブジャ中心部にあるヒルトン・ホテル近辺にてIMNの小規模グループ(30人ほど)による抗議デモが行われ,治安部隊は催涙ガスを発射し,鎮圧しています。

(2)IMNは過去にもたびたび,首都アブジャ中心部を含むFCT域内において,同グループ指導者で長期拘留中のザクザキ氏の釈放を要求する示威行為を起こしており,治安部隊との衝突もしばしば発生しているほか,今回の抗議デモに対する治安部隊の阻止行動を強く非難する声明を繰り返し発していることなどからも,今後の推移を注視していく必要があります。

(3)今後も(小規模なものも含め)IMNの抗議活動は首都アブジャ市内の至る所に加えその周辺部などでも発生する可能性があり,現状は依然として予断を許さない状況であるため,厳重な注意が必要です。

3 皆様(特に,FCTに現在お住まいの方々)におかれては,今後,最新の関連情報の入手に各々お努めいただくとともに,首都アブジャ中心部に限らず周辺各所においても,本件が落ち着くまでの間,不要不急の外出は厳にお控えいただき,身辺の安全確保にお努めください。

(現地在外公館連絡先)

◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

電話:090-6000-9019 または 090-6000-9099

※国外からは(国番号234)90-6000-9019 または 90-6000-9099

夜間緊急連絡用電話:080-3629-0293

※国外からは(国番号234)80-3629-0293

ホームページ: http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/

電子メール : visanigeria@la.mofa.go.jp

(了)