注意喚起(ナイフを使用した強盗傷害事件の発生)

レオン市内にあるショッピングセンター(Plaza Obelisco)付近で日本人が巻き込まれた強盗傷害事件が発生しましたので、以下のとおり注意喚起します。

本件は,日本人が巻き込まれた事件です。ご家族や社員の方にも情報を共有ください。

1.事件概要

(1)7月4日(水)21時頃,被害者男性は,レオン市内にあるショッピン

グセンター(Plaza Obelisco)前にある銀行ATMで現金を下ろした後,同僚

と待ち合わせをしていた同ショッピングセンターに隣接するKFCに向かう途中,

後ろから声をかけてきた男性2名から道を阻まれ,2名の内1名が所持してい

た刃渡り10cm程のナイフで,いきなり右足の付け根部分を刺された由。

(2)その後,犯人は,被害者が手に所持していた携帯電話及びたすきがけをしていたバック(現金とパスポート等)を無理矢理シャツごと強奪。

(3)被害者はKFCに居る同僚に助けを求めて店内まで行き、たまたま居合わせた英語が堪能なメキシコ人の助けにより「911」へ連絡,警察及び救急車が駆けつけ,病院に緊急搬送されたもの。なお,同人の命には別状はなかった。

2.注意点

(1)レオン市を含めて,メキシコ国内においては,同様の事件が少なからず発生しています。事件に遭遇した際は,反撃する様なことは考えず,両手をゆっくりと上げ、抵抗する気がないことを犯人に示すことが重要です。

(2)また、相手が拳銃やナイフ等の武器を所持している場合は,急に動くと犯人から攻撃される危険性が高いため、落ち着いて犯人の指示に従い,ゆっくりと動くことが大切です。

(3)一般的には、無抵抗で金品を差し出した場合に、更に生命・身体に危害を加えられる危険性は低くなります。自分の命をかけてまで守る価値のある物は無いことを忘れず、外出時には必要最小限の金品を持つよう心がけて下さい。

(4)銀行やATMを利用する際は,できる限り,利用客が多い時間帯や警備員が常駐しているような安全な場所を選んで下さい。

(5)当地を含め,治安が安定していない国においては,夜間の外出は避けること。また,出歩く際は徒歩移動を避け,タクシー等の車両を利用して目的地まで移動すること。

(6)今回被害にあった現場は,夜間帯は市内でも治安が悪いと言われる場所でした。被害者らは出張者であったため,現場の治安を熟知していなかったこともあり,同地域において被害に遭ってしまいました。出張や旅行で当地等を訪れる方々については,現地の情報を事前に収集し,それら情報を基に現地では慎重な行動を心掛けて下さい。

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(問い合わせ先)

在レオン日本国総領事館

Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato

Tel: +52(477)343-4800

Fax: +52(477)764-0603(領事班)

Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp

★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。

<海外安全虎の巻>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2017.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_08.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_04.pdf

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