在モンゴル日本国大使館からの注意喚起(スリの連続発生)

モンゴル国にお住まいの在留邦人及び旅行者の皆様へ

在モンゴル日本国大使館

観光シーズン到来に伴い、多くの観光客の方々がモンゴル国を訪れていますが、現在、ウランバートル市内では窃盗(スリ)事件が連続発生していますので、以下をご参照のうえ、事件に巻き込まれることのないよう、ご注意願います。

1 在留邦人の皆様が、ウランバートル市内の観光地(ガンダン寺、ザイサントルゴイ)や繁華街の路上などで窃盗(スリ)被害に遭う事件が連続して発生しています。被害者から状況を聴取した結果、犯人と思われる者は単独犯行ではなく、4〜5人のグループで組織的に犯行を行っている様子がうかがえます。

2 犯人グループは、被害者の面前に立ちふさがって注意をそらし、その隙に他の者が、被害者が所持しているバッグから財布などの金品を窃取するといった役割分担に基づいており、その手口からプロの犯行であると考えられます。

3 外出時には、バッグのファスナー等を確実に閉める、バッグを体の前で持ち、目を離さないなどの防犯対策の基本を徹底するほか、必要以上の金品を持ち歩かないことも被害を最小限に抑えるためには重要です。

4 また、被害に遭った際には、速やかに現地警察当局に被害申告した後、大使館まで情報提供いただければ幸いです。我々は、皆様から寄せられた情報を集約し、在留邦人及び旅行者の皆様の安全対策に活用できる情報を今後も積極的に発信してまいります。

【問い合わせ窓口】

 在モンゴル日本国大使館

 領事・警備班

 976−11−320777