南アフリカにおけるリステリアの流行に関する注意喚起

南アフリカにてリステリアによる食中毒が2017年より流行していますが,原因となる食品が食肉加工品(ソーセージやハム類)であることが判明しました。

在留邦人の皆様におかれましては,以下を参考にし,当面の間,食肉加工品の摂取を控えることをお勧め致します。特にリステリア感染症による重篤な症状を起こす可能性のある妊婦,免疫機能が低下している人,新生児,高齢の方は注意ください。

南アフリカにおいて,リステリア菌(Listeria monocytogenes)による感染症が流行していますが,3月4日,南アフリカ保健省は,南アフリカPolokwane工場で製造されたEnterprise 社の食肉加工品であることが検査にて判明したとしました。また調査の過程でRainbow Chicken Limited 社の製造サイトからもリステリア菌が検出されたため,同2社の製品を回収することを決定しました。

ボツワナ政府はこれらの商品がボツワナ国内にも流通していることより,当国においても回収を決定し,これらの商品を返品し,同2社の食肉加工品を摂取しないよう注意を呼びかけています。

Enterprise社 製品(Bokkie, Renown, Lifestyle, Mieliekip)

Rainbow Chicken社 製品(Polony, Russian, Viennas)

また同2社が他社に対して製造した製品も同様の対応が必要とされております。

https://www.facebook.com/BotswanaGovernment/photos/a.336021353147196.78460.148228411926492/1605872642828721/?type=3&theater

在留邦人の皆様におかれましては食肉加工品(ハム,ソーセージ類)の摂取を控えられることをお勧め致します。

現在のリステリア感染症の流行状況に関しては,南アフリカ感染症研究所ホームページ http://www.nicd.ac.za/ をご参照ください。

リステリアに関しての注意は,在ボツワナ日本大使館ホームページ 医務官レポート2017年12月,厚生労働省ホームページhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055260.html をご参照ください。

(ご連絡先)

ボツワナ日本国大使館 領事班

住所:4th floor Barclays House, Plot 8842, Khama Crescent, Gaborone, Botswana

開館時間:8:30-12:00 14:00-16:30

電話:(+267)−391−4456

FAX:(+267)−391−4468

E-mail:consular@gr.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.botswana.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html  (了)