〜テロの危険性(カーニバルシーズンに向けた注意喚起)〜

トリニダード・トバゴでカーニバルの際にテロ攻撃を計画していたとして数名の逮捕者が出ました。

1.2月8日,トリニダード・トバゴ警察は,カーニバルの際にテロ攻撃を計画したとして数人を逮捕したと発表しました。

 現在も共犯者が逃走中との報道もあり,テロ攻撃の可能性が高まっていると考えられます。

 現地のニュースや新聞等により最新の情報を入手し,テロの危険性がある場所には近付かないようにして下さい。

2.最近の欧米諸国で起きたテロ事件では,多数の人々が集まるイベント会場や観光地等を狙った例が多く見られます。

 カーニバルでは参加者や見物客で街中が飽和状態になることから,それを狙った無差別的なテロ攻撃の可能性が懸念されます。

 人混みには近付かず,ご自身の安全を第一に考えて行動して下さい。

3.また,トリニダード・トバゴではけん銃や薬物が蔓延し,社会問題となっており,殺人事件をはじめとした凶悪犯罪が多数発生しています。

 これらの犯罪に巻き込まれる可能性も高いことから,以下の内容も再度確認し,防犯意識を高めて下さい。

(1)トリニダード・トバゴの治安情勢について

 今年1月の殺人事件被害者が62人と新聞報道されており,1か月あたりの殺人件数としては過去最悪です。

 殺人事件等の80%以上で銃器が使用されており,犯罪に巻き込まれて負傷等する可能性が高くなっています。

 昨年1年間の殺人事件被害者が495人(ここ数年で最高値)であり,他の凶悪事件も増加傾向にあります。

 また,最近の傾向として,従来比較的安全とされていた地域での凶悪犯罪が増えていまいす。

(2)カーニバルシーズン(2月10日から13日)の注意事項

 カーニバルシーズンは,観光客や見物客を狙った強盗,ひったくり,すり,置き引き等の犯罪が多発傾向にあります。

 犯罪のターゲットにならないように目立たない服装をし,腕時計や高価なスマートフォン,デジカメ,財布等を持ち歩かない(紛失して困る物を持ち歩かない)等,安全対策を厳重に行って下さい。

 また,日中でも飲酒者が多く街におり,見知らぬ者に絡まれたり,暴力事件に巻き込まれたり,違法銃器が蔓延していることから流れ弾で被害を受ける可能性も十分考えられます。

 夜間に出歩いている方も多くいますが,人がいるから大丈夫と思って安心せず,夜間の外出は最小限にとどめて下さい。

 時間帯と場所を問わず、周囲への警戒を忘れず、防犯意識を高めて行動して下さい。

トリニダード・トバゴ日本国大使館が、アンティグア・バーブーダガイアナ、セントビンセント、セントクリストファー・ネーヴィススリナムドミニカ国、セントルシア及びグレナダを兼轄

電話:(国番号1-868)628-5991

住所:5 Hayes Street, St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago

ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm

E-mail:ryouji@po.mofa.go.jp

★外務省海外安全ホームページでは、海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので、皆様の海外安全対策にお役立てください。

<海外安全虎の巻>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2017.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf

★万が一、犯罪被害に遭われた際は、当館領事・警備班までご連絡ください。

★在留届はインターネット上で提出することができます。転居等により連絡先が変更になった、あるいは帰国する場合にもインターネット上で手続きできます。(「たびレジ」も併せてご参照ください。)

<「在留届電子届出システム」、「たびレジ」> http://www.ezairyu.mofa.go.jp/

★「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

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