(注意喚起)英語圏独立記念日「ヤウンデの状況1」

カメルーンに滞在中の皆様へ

(チャド及び中央アフリカの方へは参考送付)

本日,英語圏独立記念日」を迎え,午前9時ころのヤウンデの状況を視察しましたので報告いたします。

1 ヤウンデの状況

Rue Zogofouda Ngono(ゾゴフダ・ンゴノ)通り(スポーツ複合施設近く)辺りから,国道2号線にある各交差点に,銃器所持の警察官が4名一個隊体制で配置されています。

また交差点から交差点までの間の道路に,銃器所持の警察官1名が配置されています。

特に,ホテルヒルトン等が所在するBoulevard du 20 mai通りについては,機動警察が配置されており,通常よりも警察官が増員配置されていることは明らかで,警備体制が強化されています。

おそらく,中心部にアクセスするために必要な国道1号線,2号線,3号線については,全体的な警備強化が図られているものと思われます。

警察官に質問してみたところ,午前9時の時点では,「周辺の道路等を閉鎖する予定はない。現時点,英語圏の者による騒動はない。」

とのことでした。

今後,状況が急変し,思わぬ騒動に発展する可能性は否定できませんので,外出を予定されている方は,情報収集に努め,安全を最優先とした

行動をとるようにお願いいたします。

2 安全対策

(1)独立記念日当日及び前後数日は,不要不急な外出を控える。

(2)テレビ,新聞,ニュース,インターネット等により,独立記念日に関する最新情報を入手するように努める。

(3)人が大勢集まるレストラン,ホテル,スーパーマーケット,ナイトクラブ等の施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等の場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。又は,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)人が集まるところでは,車両突入事案も考えられるので, 周囲の状況を観察し,人ごみを避けることが有効です。身の回りにあるガードレール又は壁等の頑丈な物を把握することも有効です。

(5)現地当局の指示があればそれに従う。特に暴動等に遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き,冷静に行動するように努める。

(6)爆発,銃撃の音を聞いたら,その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。頑丈なものの陰に隠れる。 周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。

(7)不要な写真撮影はしない。警察,軍,その他治安当局関係者に「自分たちが撮影された。」と誤解されると,あらぬ疑いをかけられて,身柄を拘束される可能性があります。

ご質問等ございましたら,下記連絡先までご連絡ください。

カメルーン日本国大使館 領事班

E mail: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp

Cel: (237)677708915

Ambassade du Japon 1513, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)

Tel: (237) 2-2220-6202 Fax: (237) 2-2220-6203

http://www.cmr.emb-japan.go.jp/jp/index-jp.html

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