在イスラエル大使館からの注意喚起(安全対策等)

たびレジ登録者の皆様へ

イスラエル日本国大使館

当地治安情勢は、一般犯罪に加え、昨今の政治情勢を背景として、パレスチナ人によるユダヤ人(治安要員を含む)を狙った事案が散発しています。5月27日(土)から6月27日(火)の間は、イスラム教徒のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たり、例年、多数のテロが発生しています。

行動にあたっては、「巻き込まれ」の危険性に十分注意を払うとともに、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ)の確認、当地報道及び在イスラエル日本国大使館ホームページ等からの最新の治安情報入手に心がけて下さい。

1 注意事項

(1)海外安全情報(外務省海外安全ホームページ参照:http://www.anzen.mofa.go.jp/)に従い、レベル3(渡航中止勧告)に指定されている地域には近寄らないで下さい。

(2)投石やテロ事案が発生する可能性のあるエルサレム旧市街の「神殿の丘」やダマスカス門付近等では十分注意を払って下さい。

(3)テロの標的となりやすい路線バス、シェルート(小型乗り合いバス)、ライトレール(路面電車)の利用は極力避けて下さい。

(4)以下の場所が、テロの標的となりやすいことを十分認識し、行動してください。

観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館等人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設、公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。

2 最近発生した主な治安事案

(1)6月12日(月)、イスラエルにおけるテロ攻撃を画策し、爆発物を製造していたとして、アラブ系イスラエル人少年3名(イスラム過激派組織「ISIL」に傾倒)を拘束した旨、イスラエル治安当局が公表しました。

(2)5月23日(火)午後、ネタニア市(テルアビブ市北約25km)の路上にて、パレスチナ人男性がナイフで警察官を襲う事案が発生しました。これにより警察官1名が負傷、犯人はその場で逮捕されました。

(3)5月23日(火)午前、エジプト領シナイ半島からイスラエル南部(エシュコル地区)に向けてロケット弾が発射されたことが確認されました。イスラエル領への着弾は確認されていませんが、これによる負傷者等の被害はありませんでした。

(4)5月22日(月)午後、東エルサレムアブ・ディス地区において、パレスチナ人が男性がナイフで警察官を襲う事案が発生しました。これによる負傷者はなく、犯人はその場で射殺されました。

(5)5月13日(土)午後、エルサレム旧市街ライオン門付近において、ヨルダン人男性がナイフで警察官を襲う事案が発生しました。これにより警察官2名が負傷し、犯人はその場で射殺されました。

(6)5月7日(日)夕刻、エルサレム旧市街ダマスカス門付近において、パレスチナ人女性がナイフで警察官を襲う事案が発生しました。これによる負傷者はなく、犯人はその場で逮捕されました。

(7)4月23日(日)午後、テルアビブ市内のホテルロビーにおいて、パレスチナ人少年が複数名を襲う事案が発生しました。これによりイスラエル人4名が軽傷を負い、犯人はその場で逮捕されました。

3 連絡先

イスラエル日本国大使館  

電話:(03)695−7292

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以上