● 台風18号「ラガサ」がフィリピンの東の海上で発生し、9月22日(月)夕方までにスーパー台風の勢力に達し、ルソン島北部に接近または上陸すると予想されています。
フィリピン気象庁(PAGASA)発表:
https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin/
● この台風の影響で、ルソン島及びビサヤ諸島などの広範囲(特に沿岸部や高地)にわたり、強風や大雨が発生する可能性があります。
● 最新の気象情報を入手し、被害が予想される地域に渡航・滞在を予定している方は、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
1 気象庁などの発表によれば、台風18号「ラガサ」は、現在フィリピンの東の海上に位置しており、西に向かってゆっくりと進んでいます。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。今後、発達しながら西北西に進むと予測されており、非常に強い勢力で、9月22日から23日にかけてルソン島北部に接近または上陸すると予想されています。
2 この台風の影響で、ルソン島やビサヤ諸島などの広範囲(特に沿岸部や高地)で大雨、暴風、高潮、高波が予想され、強風や突風などにも警戒が必要です。フィリピン気象庁は明日(9月20日)朝にはルソン島北部にシグナル1(強風注意報)を発出見込みであり、台風の通過経路上においては最大でシグナル5(台風警報)となる可能性を示唆しています。
フィリピン気象庁(PAGASA)発表:
https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin/
(注:日本とフィリピンでは台風の定義が異なっており、現在フィリピンでは熱帯暴風雨「ナンド(Nando)」と呼称されています。)
3 このため、台風の影響を受ける可能性がある地域にお住まいの方、また、渡航・滞在を予定している方は、下記の関連ウェブサイトを参考に最新の台風情報や現地の気象情報を収集し、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.5/137/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/
4 万が一、災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報や指示に従い安全確保に努めるとともに、ご自身の安否状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。
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災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
在留届・たびレジ登録:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
(問い合わせ窓口)
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海外安全ホームページ(フィリピン):https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html