窃盗事案の発生(ヨハネスブルグ・Sandton地区)

南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

【ポイント】

 9月14日、邦人が、ヨハネスブルグのサントン(Sandton)地区の路上において、セキュリティ・ガードを装う者による窃盗の被害にあいました。

【本文】

1 事件の概要は次のとおりです。

(1)9月14日午後6時頃、邦人が、ヨハネスブルグのサントン(Sandton)地区において、徒歩で信号待ちをしていたところ、セキュリティ・ガード風の男2人(セキュリティと書かれた帽子とポロシャツを着用、IDらしきものを所持)に声を掛けられ、「ここを通るには、セキュリティ・パスが必要だ。」等と言われ、人気のない場所に連れて行かれた。

(2)その後、邦人は、男達から「セキュリティ・パス」の代金をクレジット・カードで支払うように言われ、男達が差し出した端末にカードを差し込み、暗証番号を入れたものの、カードが返却されなかったため口論となった。その際に、男1人がいなくなった。

(3)残った男が、別のクレジット・カードを要求したため、邦人はこれに従い、同様に端末にカードを差し込み、暗証番号を入力したところ、そのまま男は逃走した。

(4)後日、盗まれたカードによる多額の不正利用が確認された。

  

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)南アフリカにおいては、路上やATM、券売機等を利用する際に、声をかけ、詐欺をはたらく事案が多発しています。声をかけられても決して相手にせず、その場を立ち去ってください。

(2)また、「Security(セキュリティ)」、「Police(ポリス)」等と記載された制服を着用している者がいたとしても、偽物の場合も多いため、安易に信用せず、注意してください。

(3)相手が武器などを所持している可能性を念頭に間合いを保ち、万が一暴力を振るわれた際は、身の安全を優先し、決して抵抗しないでください。

(4)カード等が盗難された際にすぐに利用停止できるよう、カード会社等の連

絡先をメモして別の場所に所持してください。

(5)万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、直ちに、警察当局に被害届を

提出し、CASナンバー(保険請求の際に必要となる番号)を取得してください。また、事件の概要について、在南アフリカ日本国大使館に報告してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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