【ポイント】
・アディスアベバ市内において、邦人被害の首締め強盗、及び、ひったくり事件が発生。
・早朝・夜間の徒歩移動は避けてください。
・スマートフォン等を狙った窃盗事件、強盗事件が昼夜を問わず発生。年末から翌年1月7日のエチオピア正教クリスマスにかけて、当地では犯罪件数が増加するおそれがあります。防犯対策を徹底してください。
・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。
【本文】
1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害事件が2件発生しました。
2.首締め強盗事件の発生
(1)発生日時
12月17日(日)午後7時45分ころ
(2)場所
ボレ地区、リングロード、MOENCO社付近歩道上
(3)事案の概要
被害者が単独で徒歩移動中、4人組の男達が忍び寄ってきて、1人が背後から腕で被害者の首を絞め、別の3人が被害者の両腕を噛み、腹部を殴打してきた。被害者が抵抗して首にかけられた腕をほどこうとしている間に、右胸ポケットに入れていたスマートフォンと左腕に装着していた腕時計が奪い取られ、男達はその場から逃走。
3.ひったくり事件の発生事件
(1)発生日時
12月18日(月)午前8時ころ
(2)場所
ボレ地区、リングロード、MOENCO社北方空地付近歩道上
(3)事案の概要
被害者が単独で徒歩移動中、物乞い風の男性が話しかけてきて無視していたところ、別の男性2人組が助ける素振りで近寄り話しかけてきた。2人組と話している間に物乞い風の男含め3人のいずれかが被害者の腕を掴み、被害者がつかまれた腕を払おうとしている間に、上着ポケットに入れていたスマートフォン及び財布が奪い取られ、男達はその場から逃走。
4.犯罪被害に遭わないために
(1)アディスアベバ市内では、昼夜を問わず歩行中の窃盗(スリ・ひったくり)、強盗被害が多発しています。エチオピア人同様、外国人もいつでも標的になり得ます。徒歩移動の際は、常に狙われていると自覚してください。 特に早朝・夜間の徒歩移動は避けてください。
(2)窃盗(スリ・ひったくり)事案は、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引き、貴重品を盗む手口が殆どです。携帯電話を持っていることが明らかで、結束していない場合は狙われます。財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束してください。
(3)常に周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めるなど異変を感じた場合はすぐにその場を離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かりやすい言葉で助けを求めて下さい。
(4)相手が銃器や刃物を所持して脅迫してきた場合は、生命の安全を最優先させ、抵抗することなく従って下さい。
5.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに下記連絡先までご連絡願います。
以上
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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login
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在エチオピア日本国大使館
P.O.BOX 5650,Bole Sub-city Woreda6,House No.431,Addis Ababa,Ethiopia
Email: japan-embassy@ad.mofa.go.jp(大使館代表)
Email: ryoji@ad.mofa.go.jp(警備領事班代表)
Tel:011-667-1166(代表電話)
HP: https://www.et.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
《緊急時連絡先》
警備領事班
0911-200-721(渡辺)hideyuki.watanabe@mofa.go.jp
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