○ 今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、バーレーンにおいては先週末も、パレスチナへの連帯、即時停戦、イスラエルとの断交、永久的なイスラエル大使の追放等を訴える集会・デモ行進が国内各地で実施されました。多くは平和的なものでしたが、デモ参加者の一部が治安部隊へ火炎瓶等を投てきしたり、ゴミ集積ボックスに放火し、道路を封鎖したりしたため、治安部隊が応戦する事案が発生した地区もありました。詳細は以下参照。
○ 引き続き、シーア派地区には立ち入らない、テロの標的となり得るショッピングモールやホテル、観光施設、レストラン等の不特定多数の人が集まる場所では周囲の状況に注意する、イスラエル・米国関連施設には不要不急の用件では近付かない等を徹底し、安全確保には十分注意を払ってください。
1 先週(11月5日〜11日)の主な取組
(1)当局公認の集会(共に10日(金))
ア)Bahraini Society Against Normalization with Zionist Enemyは、アドリヤ地区に所在する同本部前で政府公認の集会を開催し、約700人が参加した。
イ)Palestine Support Societyは、イーサタウン地区(約200人)、サール地区(約300人)の2か所で、政府公認の集会を開催した。
(2)当局非公認の集会・デモ行進
〔11月9日(木)〕
ビラード・アル・カディーム地区:約800人(推定)がデモ行進を実施。一部参加者(50人程度)が、米国大使館に接近しようとしたため、それを阻止した治安部隊と衝突。治安部隊への投石、ゴミ集積ボックスによる道路封鎖、放火等を行ったため、治安部隊が催涙ガスで応戦。
サナービス地区:約30人(推定)がデモ行進を実施。
〔11月10日(金)〕
ドゥラーズ地区:約6千人(推定)がデモ行進を実施。
アブー・サイバ地区:約1千人(推定)がデモ行進を実施。
エケル地区:約150人(推定)がデモ行進を実施。
2 引き続き下記事項にご留意いただき、テロ等不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保には十分注意を払ってください。
(1)シーア派地区(※)には昼夜を問わず立ち入らない
(2)集会・デモ現場に遭遇したら、すぐにその場を離れる
(3)警察官、警察車両には近付かない
(4)ショッピングモールやホテル、観光施設、レストラン等不特定多数の人が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意する
(5)最新情報の収集に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保する
(6)イスラエル大使館やシナゴーグ等イスラエル関連施設、米軍基地や米国大使館等の米国関連施設には、不要不急の要件では近付かない
※シーア派地区の特徴
修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があり、国内各地に点在しています。詳細は以下リンクをご参照下さい。
【地図】
http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf
【問合せ先】
在バーレーン日本国大使館 領事班
メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp
当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
電話:+973-1771-6565
FAX:+973-1771-5059
休館日はこちら https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html
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