報道等によると、明日12日(木)夕刻に、パリ市内レピュブリック広場において「パレスチナへの連帯」を示すための2件のデモが呼びかけられていた模様ですが、パリ警視庁はこれに対し「公共の秩序を乱すおそれがある」として、同デモを禁止する行政命令を発表しました。
これまでフランスでは、同様のデモの呼びかけに対して、当局から禁止命令が発出されているにもかかわらず集会が実施された場合、警察が同集会を解散させるために介入する等により混乱が生じたケースが発生しており、複数の逮捕者も出ています。今後も、禁止命令に反する活動が行われる可能性は排除できず、そのような場合、治安機関による特別な措置が取られる可能性もあります。
ついては、フランスに滞在中の皆様においては、デモや人だかりを見かけた場合には近付くことなく、身の回りの安全に十分注意してください。また、不測の事態を避けるため、ユダヤ人関連施設への不用意な接近は控えるようにしてください。
【参考:10日付行政命令(パリ警視庁発表)】
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